自信の誕生 (校長室だより vol.76)もちろん、学校を休むにはそれぞれの理由があり、休むこと自体が悪いことではありません。しかし私の場合、6年間休まなかったことは、自信となり以降のがんばりにもつながったように思います。 今の子どもたちにも同じことが言えます。適度な困難さのあることにチャレンジし、それをクリアしたとき、子どもたちには自信がつきます。その時タイミングよく家族や先生から「すごいね!」「やったね!」などの賞賛の言葉があると、さらに大きな自信につながるはずです。 われわれ大人の役割は、子どもたちに適度な困難さがあることがらにチャレンジさせる場を設定することと、それをクリアできた時のタイミングを見逃さず、一緒に心から喜んでやることだと思います。 キラリと光る (校長室だより vol.75)私が子どもの頃は、田植えは6月と決まっていました。しかし、稲の品種改良や台風被害を避けるためもあって、時期が早まっているようです。農家の方に、稲の成長は日照時間と深くかかわっていて、その時間の合計で稲刈りの時期も変わると聞いたことがあります。 毎年、田植えから稲刈りまでの成長の様子を車窓から見るのが楽しみです。田植え直後、苗はほんの少しだけ水面上に出るだけですが、数週間たつと水面が見えないほど成長する様子は圧巻です。自然のすばらしさと農家の方々の技を感じます。 さんぽ (校長室だより vol.74)私は、2日間ほど用があったり普段できない家の片づけをしたりしましたが、基本的には休息でした。ただ、「運動も必要かな」と考え、昨日は夕方のさんぽに出かけました。 特にコースを決めていた訳ではありませんが、車があまり通らない道を選びました。普段よく通る道も、風を感じながら歩くと印象がかなり異なります。一筋中に入ってみると、今まで見たことのない光景も現れます。6月からホタルが飛び交う川のほとりは、遊歩道になっていました。水の音を聞きながら歩くと、とても気持ちが落ち着きます。遊歩道には、ベンチや水飲み場もあり快適です。ふと見ると、オレンジ色の鉄棒のようなものがあるではありませんか。近づいて説明を読むと、何と「ぶら下がり用の棒」と記してあります。そう言えば、昔、「ぶら下がり健康機」というものがありましたっけ。 時間にして、1時間10分。歩数は、6,000歩ほどのさんぽでした。 近隣でも知らない場所が、たくさんあることがわかりました。また、コースを変えて歩いてみることにします。 50年ぶり (校長室だより vol.73)私は、小学校卒業後に他区に転居し、一人だけ別の中学校に進学しました。その後、今まで5回ほど転居しているので、小学校時代の同級生とは、卒業後一度も会ったことはありません。昭和町あたりを車で通ったときには、「あそこが、◇◇さんの家だったな。」と思い出しはしていましたが、こちらからコンタクトをとることもしていませんでした。 ほぼ50年ぶりの再会にほっこりとした気分になりました。 衝突! (校長室だより vol.72)JR天王寺駅から学校に向かう地下通路でも、かなりのスピードで走っている人をよく見かけます。もちろん朝は慌ただしく、急ぎたい気持ちもわかります。でも、慌ただしい時こそ余裕をもって過ごしたいものです。 私自身は、朝、家を出る1時間前には起きるようにしています。朝食を摂り、余裕をもって通勤したいためです。保護者のみなさんは、子育て真っ最中なので、時間的な余裕があまりないと思います。時間的に無理ならせめて心に余裕をもって、朝の慌ただしい時間帯を過ごすのもよいかと思います。 |
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