もう、秋? (校長室だより vol.81)7月末に実施した林間学習では、参加した子どもたちが元気に活動していました。また、8月に入ってからも、出退勤時に街で出会う子どもたちは、大きな声で挨拶をしてくれています。その他の子どもたちも、それぞれきっと元気に夏休みを楽しんでくれていることでしょう。 先日、帰宅途中に家の近くの公園を歩いていると、“ツクツクボウシ”が鳴いていました。いくら自宅が山に近いと言っても「ちょっと早いのでは?」と感じましたが、季節は確実に進んでいるのでしょう。 オリンピックの応援で、昼夜が逆転しておられる方も多いと思いますが、お体を大切にされ、そろそろ始まるお盆休みをお楽しみください。 満点の星 (校長室だより vol.80)参加した子どもたちは、元気にそして楽しい3日間を過ごしてくれたことでしょう。何が印象に残ったかは、それぞれの子どもによって様々だと思いますが、私は何かと言えば、久しぶりに見た“満点の星空”です。 「夏の大三角」はもちろん、「北斗七星」や「カシオペア座」、そして「北極星」などがはっきりと確認できました。また、都会では低い場所にあって見えにくい「さそり座」とその中心に位置する1等星「アンタレス」が見えました。さらには、わし座の「アルタイル」と、こと座の「ベガ」の間に「天の川」が見え、感動を覚えました。 あ〜夏休み (校長室だより vol.79)昔「先生は、夏休みがあっていいですね。」と嫌味っぽくよく言われたものです。そのようなことを平気で言う人に「普段は休めず、夏休みも○○があって・・・。」と言っても仕方がないので、私は「そうなんです。いいでしょう。あなたも教員になられたらよかったのに。」と切り返していました。 私は、零細な家内工業の家で育ちました。父母は休まず夜遅くまで働いていました。親類に教員(公務員)は誰一人いません。二人の子どもも民間企業に勤めています。そんな私が見ても、今の教員の仕事は多岐に渡り繁忙です。校長としては、この時期くらいはほっとしてほしいという思いがあります。 ところが面白いことに夏休みも後半になると、子どもたちに早く会いたくなるのが教員なのです。 ぬけがら (校長室だより vol.78)そう言えば、朝にセミの大合唱はまだ聞いていません。今週の真夏の日差しにセミの鳴き声まで加わったら、たまらないほど暑さを感じることでしょう。また、今年初めて発生した台風も発達しながら近づいているようです。夏バテ・熱中症、そして急激な天候の変化にご用心ください。 葉っぱ (校長室だより vol.77)ふと横を見て、「直射日光を浴びている玄関の花々もさぞかし暑いだろうな。」と思い、その葉っぱに触れてみると、何と「少し冷たく」感じました。これには、素直に驚きました。 よく考えてみると、私たちの体温調節と同様に植物も温度を調節するのでしょう。でもあの薄い葉っぱの中でどのように調節するのでしょう?あらためて考えてみると、小学校で習う葉の裏側の気孔から水蒸気を放出する「蒸散」や、二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する「光合成」も同時に行われているのです。すごいと思いませんか! 私もかなり歳をとってきましたが、ふとしたことに感動する感性は、まだありそうです。 |
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