バスの運転手さん (校長室だより vol.82)これらの乗り物には、運転手さんと車掌さんが乗務されていました。もちろん今は、大阪市バスだけでなく郊外の私営バスなどでも運転手さんが一人で乗務されています。当初、「ワンマンカー」と表示してあったのが懐かしく感じます。 私が毎日通勤に使っている私営バスも、もちろん運転手さんのみの乗務です。後ろの席で見ていると、様々な操作を的確にされていることに感心してしまいます。運転はもちろんのこと、ドアの開閉、アナウンス、ICカード乗車券のチャージ、無線での交信、そして、乗客との応対など、私には到底できないほどの煩雑さに思えます。その上、人によっては、お客さんの降車時、一人一人に声をかけてくださる方もいらっしゃいます。 また、平日は朝の5時15分から、終バスは0時10分発まで運行していることは、利用者にとって大変ありがたいことです。引っ越してから7年間、乗車時に事故もありません。それどころか、よく起こる大阪方面の渋滞時には、無線で営業所と連絡を取り合い、回送バスを出して遅れや欠便が出ないよう努めておられることには頭の下がる思いです。バス会社と勤務している方々のプロ意識を感じます。「われわれも負けないように頑張らなければ!」と思うこと、しばしばです。 もう、秋? (校長室だより vol.81)7月末に実施した林間学習では、参加した子どもたちが元気に活動していました。また、8月に入ってからも、出退勤時に街で出会う子どもたちは、大きな声で挨拶をしてくれています。その他の子どもたちも、それぞれきっと元気に夏休みを楽しんでくれていることでしょう。 先日、帰宅途中に家の近くの公園を歩いていると、“ツクツクボウシ”が鳴いていました。いくら自宅が山に近いと言っても「ちょっと早いのでは?」と感じましたが、季節は確実に進んでいるのでしょう。 オリンピックの応援で、昼夜が逆転しておられる方も多いと思いますが、お体を大切にされ、そろそろ始まるお盆休みをお楽しみください。 満点の星 (校長室だより vol.80)参加した子どもたちは、元気にそして楽しい3日間を過ごしてくれたことでしょう。何が印象に残ったかは、それぞれの子どもによって様々だと思いますが、私は何かと言えば、久しぶりに見た“満点の星空”です。 「夏の大三角」はもちろん、「北斗七星」や「カシオペア座」、そして「北極星」などがはっきりと確認できました。また、都会では低い場所にあって見えにくい「さそり座」とその中心に位置する1等星「アンタレス」が見えました。さらには、わし座の「アルタイル」と、こと座の「ベガ」の間に「天の川」が見え、感動を覚えました。 あ〜夏休み (校長室だより vol.79)昔「先生は、夏休みがあっていいですね。」と嫌味っぽくよく言われたものです。そのようなことを平気で言う人に「普段は休めず、夏休みも○○があって・・・。」と言っても仕方がないので、私は「そうなんです。いいでしょう。あなたも教員になられたらよかったのに。」と切り返していました。 私は、零細な家内工業の家で育ちました。父母は休まず夜遅くまで働いていました。親類に教員(公務員)は誰一人いません。二人の子どもも民間企業に勤めています。そんな私が見ても、今の教員の仕事は多岐に渡り繁忙です。校長としては、この時期くらいはほっとしてほしいという思いがあります。 ところが面白いことに夏休みも後半になると、子どもたちに早く会いたくなるのが教員なのです。 ぬけがら (校長室だより vol.78)そう言えば、朝にセミの大合唱はまだ聞いていません。今週の真夏の日差しにセミの鳴き声まで加わったら、たまらないほど暑さを感じることでしょう。また、今年初めて発生した台風も発達しながら近づいているようです。夏バテ・熱中症、そして急激な天候の変化にご用心ください。 |
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