３年生の食育では、食べ物をよく噛むと、脳の働きがよくなったり、歯の病気を防いだりするなど、たくさんのいいことがあると学習しました。

　そのあとで、グループごとによく噛んで食べるための目標を話し合って決めました。

　給食の時間には、「３０回噛まなきゃ」と意識しながら食べている様子が見られました。　

　理科では、虫眼鏡を使って日光を集めて紙に当てるとどうなるかを実験しました。

　明るい部分をせまくして紙に当てると、まぶしいくらいに明るくなりました。白い紙に当てたときには紙に大きな変化はありませんでしたが、黒い紙に当てると煙が上がりました。

　「うわあ！紙が焦げた！」と子どもたちは驚きながら、虫眼鏡の持つ角度や紙との距離を変えながら実験をしていました。

　算数科では重さの単元で、はかりの使い方を学習しました。

　一番小さなめもりの大きさを考えるのが難しいのですが、班の友だちと教え合いながら、自分たちの筆箱などの重さをはかってみました。

　国語科で「もうどう犬の訓練」を学習し、はたらく犬に興味をもった児童たち。実際にもうどう犬と生活をしている方をゲストティーチャーとして学校に招待し、話を聞く機会を設けました。

　もうどう犬の仕事について、ハーネスを外した後の生活について、教科書に書いてあることより、もっと詳しいお話に児童は聞き入っていました。

　「目が不自由でも、努力と工夫で何でもできるようになるのよ」という言葉は、児童の心にも響いたようです。

　今回の学習で、改めて自分にできることは何だろう？と考えることができました。

　鏡ではね返した日光を重ねると、明るさやあたたかさにどのような違いがあるのかを調べました。

　班で役割を分担して、鏡を三枚使って日光をはね返すと、段ボールに挿した温度計がじわじわと上がっていきました。
　
　「鏡ではね返した日光も、太陽と同じはたらきをするんや！」「じゃあ太陽のコピー？」子どもたちは実験の結果から、自分の考えを発現し合っていました。