1月17日 「本に親しもう」 【1年生】まずは,「かいじゅうトドラ・トットコ」の紙芝居,そして大型絵本の「たまごにいちゃん」の読み聞かせを聴きました。 子どもたちは,紙芝居や絵本の世界の中に入り込んで,笑顔で聴いていました。 その後は,机や面展台にある好きな絵本を選んで,保護者の方や,「え・こ・と・ば」の方と一緒に読書を楽しみました。 にこやかな表情で本に親しんでいる子どもたち。読書の幅がさらに広がったことでしょう。 1月17日 「いのちのふれ合い授業」 【2年生】「お腹の中で,赤ちゃんが誕生したときの大きさはどのくらいかな。」 という質問に,手で大きさを表現する子どもたち。 「このぐらいかな?」 と,両手でドッジボールぐらいの大きさを表している子どももいました。 「折り紙をよく見て何か気づいたことがありますか。」 という質問に,子どもたちは何があるのだろう?と折り紙をじっと見ていました。よく見ると,小さな穴が開いていることに気づきました。 この穴は,『命の始まりの大きさ』と知ると, 「ええっ!」 「たまごなの!?」 とあちらこちらから声が聞こえてきました。 次にこの穴の大きさから小豆の大きさになるまでに40日かかると知り…またまた大騒ぎでした。 お腹の中で赤ちゃんが成長するようすをビデオなどを使って学習しました。 最後には,妊婦さんのお腹を触らせてもらいました。 「あたたかい!」 「ふわふわしている。」 と口々に感想を言っていました。 また,お腹を触っているこどもたちの顔は,にこにこしていてとてもうれしそうでした。 教室に戻って絵日記を書きました。それぞれに感じるものがあって命の大切さについて学んでいたようです。 1月17日 「いのちの大切さ」 【3・4年生】まずはじめに,自衛隊の方から自衛隊の組織や活動内容についてお話をうかがいました。 災害救助の際は自衛隊だけでなく,消防や警察の方たちが生存可能の限界と言われている72時間を,不眠不休で捜査活動されている様子や,世界の各地で日本の自衛隊が丁寧に支援活動していることを知り,感銘を受けました。 地震だけでなく,台風や大水による土砂崩れなど災害はいろいろあります。先ほどの御嶽山の噴火の際も自衛隊の方が救助にあたられていました。講堂に掲示されたパネルで救助の様子を垣間見ることができました。 携帯食料が何種類か展示されています。食べたことがある子もいたようですよ。 救助活動の工具の使い方を教わりました。 金属をつぶしたり,挟まった金属を広げたりする工具で空き缶をつぶす体験をしました。手ですると力を入れてもほとんど変形しなかった金属の箱も飴細工のように曲がります。 コンクリートを割る道具は重たく,運ぶのにも大変だろうなと感じました。 運動場にはジープが展示されています。みんなで乗車しました。一般の車とは違う仕様にびっくり。マラソンの先導車で見た人も多かったようですね。 最後に講堂で元気な大きな声で「ありがとう」の挨拶をしました。 今日の学習をして,みんなは救助の様子を知らない人にどんなことを伝えることができますか。大切なこと,考えてみましょうね。 1月17日 「いのちのふれ合い授業」 【5年生】初めてお母さんのお腹の中にできた時の赤ちゃんの大きさはどれくらいでしょう? 色紙に小さな穴が開いています。赤ちゃんの大きさがそんなに小さいなんて。そんな小さな穴の大きさの赤ちゃんが小豆の大きさになるまでに40日かかります。産まれてくる頃は50cm位になりますね。 お母さんのおなかの中で大切に守られて,産まれてくるまでには10ヶ月かかります。 公共の交通機関には優先座席が設けられています。マタニティマークを見た人も多いでしょう。お腹に赤ちゃんがいる人に親切にしてくださいね。 キルティングで作られた図にはお腹の中の赤ちゃんの成長するようすが実際の大きさで示されています。また,ビデオでお腹の中の赤ちゃんが大きく育っていくようすを見ました。10ヶ月かかって,少しずつ赤ちゃんの姿になっていくのがわかりました。 お腹に約5kgのおもりの入った妊婦ジャケットを着用しました。 「重い…。」 「お腹がつっかえる。」 と,少しはずかしそうにしていました。 学習と体験を終えた子どもたちは, 「思ったよりもお腹がやわらかかった。」 「5kgのジャケットをほんの少しの時間着ただけだけれど,本当は10kgもあると知って,もっと大変だと感じました。」 「重いから,お母さんはすごいと思った。」 「いのちの授業は2回目ですが,また新しい体験ができた。」 という感想を話しました。 最後に,妊婦さんから不安なこともあるけれど,楽しみなこともあること。体を大事にしたいこと,命って美しいんだという話をしてもらいました。 お母さんってすごい!お母さんに感謝!そう思える学習でしたね。それぞれに自分の命があることや,自分を大切に育ててきた親のことを考えるきっかけにもなったことでしょう。 1月17日 「へいわってすてきだね」〜朗読・合唱を聴こう〜 【6年生】「沖縄と聞いて,何を思い浮かべますか?」 子どもたちは, 「ハイビスカス・シーサー・暖かい島…。」 など南国で平和なことを思い浮かべたようです。 「沖縄は太平洋戦争で戦場になった土地です。平和について考えましょう。」 沖縄は太平洋戦争で数多の方々が亡くなった戦場です。毎年6月に戦没者の方々の追悼式が行われます。追悼式では,自分の作った詩を読みます。その追悼式で与那国島の6歳の子どもが書いた詩に感銘を受けた絵本作家がいます。 大阪市北区在住の長谷川義史さんです。長谷川さんが絵本にまとめるに至った経緯についても教えてももらいました。この絵本は,昨年の絵本大賞の第一位になったものです。 内部先生による朗読が始まりました。 子どもたちは,内部先生の優しく,力強く語りかける声に耳を傾け,絵本のイラストをじっと見つめていました。 朗読の後, 「自分が守りたいものは何ですか?目を閉じて,イメージをしましょう。」 と,問いかけました。 「平和ならば,これが守れる。戦争をすればこれが奪われます。平和が続くように,みんなができることを頑張ってくれるように願っています。」 「たぬきの糸車」(合唱) 歌・語りからその世界を想像し,時にはリズムに体を揺らしながら聴いていました。 質問タイム 戦争当時のことを教えていただきました。 「この時代は遊ぶことが難しい時代でした。本はよく読みました。」 「食べ物がなく,配給された少しのお米で30日間過ごさないといけない。月に2〜3回,魚か野菜がもらえるかどうか。」 内部先生は次のように話されました。 「戦争が終わって70年。だんだん戦争当時を知る人は減ってきています。もし,近くに戦争を知る人がいたら,話を聞いてみてください。」 地域の方はこのようにも話されました。 「なぜ,あのとき戦争に反対しなかったのだろう。でも,反対できるような時代ではありませんでした。今後は,反対しなければならない。」 これからもずっと平和が続くように,平和な時代をみんなでつくっていきましょう。 内部先生,ならびに地域の皆様,ありがとうございました。 |