日本語教室修了式拠点校である長池小学校に、週2回、10ヶ月通って日本語の力を身につけました。 長池小学校の校長先生から修了証をもらい、自分の夢を書いた日本語の作文を読んでくれました。 字もきれいで、しっかりと書けています。感情を込めて、他の日本語を学んでいる仲間に伝えることができました。 ずっと教えてくださった喜多村先生も、嬉しそうに見守ってくださいました。これからも、夢をかなえるためにがんばってほしいです! =============== 火曜日に毎日放送の「ちちんぷいぷい」で、エール学園の留学生の方による支援が紹介されました。 日本語指導拠点校や他の自治体での取り組みも、紹介されました。新たな学校課題として、知ってもらえると嬉しいです。 浪速区全部で、留学生インターンシップによる学校支援が行われることになりました。留学生の方にも日本の小学校生活を体験してもらい、日本文化を学ぶ機会になっています。 海外から見た日本の学校の良さや違いを、留学生の方に教えてもらい、敷津小の先生も勉強になっています。 これからも「世界につながる敷津小」として、大人も子どもも学び合って成長していきたいですね。 〔担当・校長〕 4年・社会見学〜阿倍野防災センター〜12月15日(火)、阿倍野防災センターに社会見学に行きました。 近いうちに、近畿地方にもかならず大きな地震が来るといわれています。特に子どもたちは、これからの人生で、その大きな地震に出会ってしまう可能性もあります。 いざというときにあわてず、自分や家族の命を守れるように、しっかり学習しまし た。 まずは、地震の揺れを体感できる座席で、VTR鑑賞。 座席に限りがあったのですが、「私は、前に行ったことがあるから。」「ぼくも、ゆずってあげるわ。」と、優しい気持ちで友だちにゆずってくれた人がいました。 次に、火災発生時に、煙の中を逃げる訓練。 なんと、訓練中のようすがビデオで撮影されており、あとで自分たちで見て、ふりかえることができました。 「姿勢が低くていいですね。」 「あっ、立ってしまった人がいます。完全にしゃがんでいないと、煙にまかれて、すぐに動けなくなってしまいますよ。それに、一人が立つと、煙が体にあたって、下のほうに流れてきて、しゃがんでいる他の人もまきぞえになってしまいます。」 気をつけなければならないことが、具体的にわかりました。 そして、消火器を使っての消火訓練。 前回の社会見学で、浪速消防署でも学習したことだったので、みんなスムーズに消火器を扱うことができていました。 公衆電話を使っての、119番通報の訓練。 最近は、めったに見なくなった公衆電話。はじめて触ったという子も、中にはいました。 地震で壊れた街角が再現されたコーナーでは、照明も薄暗く、倒壊した建物や、聞こえてくる音がとてもリアルで、実際にこんな状況になったらどうしよう、と心配そうな子もいました。 頭上の看板が、がくっと動いたときには「うおっ。」と驚きの声が上がりました。 「地震の後は、何が落ちてくるかわかりません。頭をしっかり守りましょう。」 注意をうながす演出でしたが、本当に落ちてきたら大けが、直撃しなくても、ガラスが飛び散ったりしてとても危険だと思いました。 実際に震度7を体験する装置では、思わず「わあっ。」と声が上がり、ふんばりきれずにしゃがみこみそうになる子もいました。 安全な場所で、心の準備をして、しっかりバーにつかまっていた状況でこれですから、このレベルの揺れがいきなり起こったら、とても思うようには動けないし、転倒してけがをすることも大いにありうると思いました。 本当にいざというときには、分かっていても、なかなか思うようには動けないものです。 ですが、今回の体験によって、少しでも自分や家族の命を守れるように、落ち着いて行動しようとする心構えができたらいいと思います。 みなさんのご家庭では、地震へのそなえを何かしていますか。 保護者の仕事中、子どもだけで外で遊んでいる最中、大地震が来たら、どう行動し、どこへ逃げるか、家族で話し合ったことはありますか。 今回の体験をきっかけに、そういった話を、ぜひご家庭でもあらためてしてみてく ださい。 〔4年担任・田邊浩世〕 毎日放送「VOICE」で紹介されました図書館開放の様子や、職員室の前にある「しきつチャレンジプリント」に取り組む様子、そしてNPO法人「Leaning for All」と敷津校下子ども会と連携した「しきつチャレンジ教室(無料土曜塾)」が紹介されました。 土曜塾は、敷津小の5、6年生の希望者が通う塾で、大学生ボランティアが熱心に個別指導をしてくれています。 敷津連合会館で、毎週土曜日に勉強をがんばっています。先日、秋プログラムが終了しました。3学期の冬プログラムに向けて、募集をしています。 いろんな敷津小の機会を、どんどん活かして伸びてほしいと思います。チャレンジプリントは、前の学年のプリントに戻ったり、難しい問題にチャレンジしたりと、自分のペースに合わせてやれます。 なんと、すでに100枚以上やっている人もいます! 中学につなぐための、基礎学力と自立学習が身につくように、これからも応援していきます。 ★明日(15日)の「ちちんぷいぷい」では、留学生による渡日児童の支援について紹介される予定です。15時以降の予定です。 〔担当・山口〕 国際ふれあい交流サウジアラビア、インドネシア、中国・台湾・韓国から日本語の勉強に来た12人の留学生たちが、日本の小学校を1日体験します。 講堂が工事中のため、今年は運動場で歓迎会をしました。 一人一人が名前や国を紹介し、「将来の夢」を話してくれます。 「私は日本語を勉強して、通訳の仕事がしたいです」 「日本の大学に入って工学を勉強し、自分の国を支える仕事に就きたいです」 言葉の通じない国で夢を持ってがんばる若者との出会いが、子どもたちに響くことを願っています。 それぞれのクラスで、理科や国語、書道の授業などを子どもたちと一緒に体験します。日本の小学生が難しい勉強をしていることに、驚く人もいました。 休み時間は運動場でサッカーやドッジボール、長なわを楽しんでいました。 給食や掃除も一緒に体験し、5時間目はすべての教室に12名が順番に回って交流をしました。 終わってから、 「子どもたちがかわいくて、素晴らしい思い出ができました」 「国にいる弟たちを思い出しました」 など、本当に喜んでいる留学生のみなさんの感想を聞くことができました。 「世界につながる敷津小」 みんなにとっても、いろんな国の人たちとふれあい、思い出の1日になったことと思います。 〔担当・校長〕 大正時代の敷津小学校小学校4年生の時 学童疎開中 大阪大空襲で 家が焼かれて そのまま敷津に帰ることなく 戦後70年 お祖父様が持っていた 大正時代の敷津小学校の写真を持って 訪ねて来られた 創立141年の歴史の中で 95年前の校舎と先生たち 連綿と続く 小さな学校 大きな家族 その重みを感じながら 次世代にバトンをつないで行く! 教頭発 |
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