初めに、しんとした雰囲気の中でお点前を見せていただき、一人の児童が代表でお茶をいただきました。
　その後、グループに分かれて、作法をきめ細かく教えてもらいながら、お茶をたてる方・いただく方を交代で体験しました。子どもたちは、きちんと正座し、緊張気味ながらも、和の文化“お茶”の雰囲気を味わうことができました。
　「抹茶もお干菓子も、思っていたよりおいしかった。」「抹茶をたてるのはむずかしかったけれど、楽しかった。」という子どもたちの感想でした。

　当日は、たてわり班の中で異学年ペアをつくり、お店当番以外の時間にお店をまわりました。呼び込み係の子どもたちの大きな声が響く中、どのお店も繁盛していました。
　今年も「たてわり冬まつり」は土曜日に行い、保護者の方や地域の方も多数参加していただきました。児童と共に盛り上げていただいたので、とても賑やかな冬まつりになりました。ご来校ありがとうございました。

　第２部は、５年生の発表・合奏『速報！「御幣島ニュース」』・「生命のいぶき」、４年生の劇「魔界とぼくらの愛戦争」、６年生の劇「御幣島歴史研究所」でした。

　５年生は、学習した内容をニュース形式で発表しました。エイサーを実際に踊ったり、コリアタウンでのやり取りをロールプレイしたり、パネルディスカッションで各地域の特色を発表したりと、本当にニュースを見ているようでした。
　
　４年生は、少し古くなるとすぐに新しく買いなおすなど、現代のさまざまな風潮に警鐘を鳴らす劇をしました。「未来のために、今できることをしよう。」という言葉を胸に、道を切り拓く姿勢をしっかりと演じていました。

　６年生は、学習した歴史の内容を、主要人物にスポットをあて、歴史をわかりやすく教えてくれました。主要人物ごとに歌やダンスを取り入れたミュージカル調な劇は、とても斬新で心に残りました。

　第１部は、３年生の劇「そうべえ　ごくらくへいく」、１年生の劇「おおきなかぶのサラダでげんき」、２年生の劇「かさこじぞう」でした。

　３年生は、「じごくのそうべえ」の続きのお話を劇にしました。慣れない方言が出てくるので、練習ではその言い方に四苦八苦しながらも、こちらがつい笑顔になるようなおもしろい劇をしました。

　１年生は、「おおきなかぶ」と「サラダでげんき」のふたつのお話を組み合わせた劇でした。長いセリフや出るタイミングなどをしっかりと覚え、たくさんの人が見る大きな舞台でも、堂々とした演技を見せてくれました。

　２年生は、「かさこじぞう」の世界観を忠実に再現し、その場に居合わせたような感覚になる劇でした。特に、場面の切り替えなどで子どもたちが歌うことで、ぐっと入り込める雰囲気になりました。