校長室の窓vol14「言葉の言い回し」さて、今回の校長室の窓は、「言葉の言い回し」についてです。上図のそれぞれAとBをご覧ください。 まずは、1の宿題のやりとりから。ご家庭でも、宿題をするように子どもたちに声かけをしていただき、ありがとうございます。その時に、どのようにお話をされますか。Aのように話しかけると、子どもたちは、「わかってるよ」「後でするわ」というような返事をしませんか。 Bのような言い回しの子どもたちの答えは、「今日の宿題は、漢字と計算ドリルやで」となり、「そうなんや、頑張ってね」と子どもたちを励ますことができます。すでに宿題が終わっていて、「計算ドリルやけど、もう終わったよ」と子どもたちが返事をしたときには、「すごく早いね、もう終わったの」と認めながら、「ちょっと見てもいいかな」と宿題の確認をすることができるかもしれません。 2の学校の準備や、3のご飯を食べることについても、少しだけ言葉の言い回しを変えると、子どもたちが素直に保護者の言葉を受け止めることができる場合があります。いつもできるわけではないと思いますが、少しでも意識すれば、子どもたちとのコミュニケーションもうまくいくかもしれませんね。 1学期は、14回の「校長室の窓」を配信しました。保護者の皆さんから「いつも見ていますよ。」と声をかけていただき、とても嬉しくて、励みにもなりました。子どもたちから「算数の探検を、お家の人と一緒にしたよ。」と教えてもらうこともありました。 「校長室の窓」をご覧いただいた保護者の皆さん、地域の方々に感謝申しあげます。本当にありがとうございます。2学期以降も、週2回程度のペースで配信していきます。ご家庭での子育てや地域での子どもたちの見守りに、少しでもお役に立てればと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 次回の校長室の窓は「睡眠と学力」についてです。 8月28日(金)の配信予定です。 平和のつどい
朝から真夏の陽ざしが照りつけ、75年前の8月6日のヒロシマの天気のように暑い日となりました。
例年であれば夏休みの8月6日、今年度は登校していることもあり、全校で平和を願う一日となりました。 各学年では、戦争の悲惨さと平和の尊さについて考えました。各学年の実態に合わせて、動物目線から戦争の恐ろしさを知ったり、自分たちの住む大阪におきた現実、また、修学旅行で訪れるヒロシマでの原爆投下について等、みんなで考えたりしました。 大切なことは、自分たちにできることが何なのかを考えることです。 その後、折り紙に平和についてのメッセージを書き、それを折鶴にしました。 ニコニコ(縦割り)班で活動しましたが、5・6年生が丁寧に折り方を伝える姿から、平和な未来が垣間見えたような気がしました。 それぞれの平和への願いが世界中に届きますように… みんな北津守っ子です('◇')ゞその指さす方には北津守小学校で育った大きなひまわり(*^-^*) 見上げるほどに高く、廊下の天井まで育ちました(*^^)v 校長室の窓vol13「算数の探検」part2もし、お子さんの答えが正解だったら、どうしてわかったのか、どのように解いたのかを聞いてください。そうすることで、説明する力、他者に教えるためのコミュニケーション力が身につきます。どのように正解を導き出したのかを振り返ったり、他者に説明したりすることで、学力は確実に定着していきます。 次回の校長室の窓vol14は、「言葉のクイズ」です。 8月7日(金)の配信予定です。 北津守小学校 校長 辻 信行 |