やれることをやり尽くそう!〜3学期終業式 校長講話
いよいよ3学期が終わろうとしています。そして今の学年で学校に来るのも、今日が最後の日になりますね。みんなにとって、どんな1年でしたか?今日は、ある言葉を紹介したいと思います。
『人生でも野球でも運・不運がついてまわります。その運を味方にするには、やれることをやり尽くしてはじめて可能になる』 これは、WBCという野球の世界大会で、日本を優勝に導いた栗山監督が言われた言葉です。『やれることはやり尽くす』…簡単なようで難しいことかもしれませんね。 大谷選手やダルビッシュ選手などが注目されましたが、実は日本代表にはいろんな選手がいました。途中から出場した選手、代打のみの選手も、チームに貢献しようとがんばったそうです。1試合も出場できなかった選手もいたそうですが、その選手も声を出してチームを盛りあげていたそうです。トレーナーや裏方のスタッフ…それぞれの立場でみんなが「やれることをやり尽くした」結果が優勝に結びついたのだと思います。 3学期、そして1年間を振り返ってみんなはどうだったでしょう。 自分でやれることをやりきったかな? 勉強をがんばったり、趣味をがんばったり、…。たてわり斑活動・作品展・運動会・幼小交流…たくさんの行事で頑張った人もいると思います。 そして、実は周りの人には目立たないところでも、頑張っている人がたくさんいました。 例えば、塾で勉強を必死にがんばった人。 例えば、習い事を夢中になって取り組んだ人。 例えば、学級をまとめてくれる人を、陰で支えることができた人。 例えば、誰も見ていないところでそっとトイレのスリッパを並べてくれていた人。 例えば、校内で落ちているゴミをそっと拾ってくれた人。 この1年間で、校長先生はみんなの「がんばる姿」を感じることができました。 『みんな自分のやれることをやり尽くした1年間だった!』 校長先生は、そう信じています。 さあ、待ちに待った春休み! がんばること、がんばり方はみんな違っていい! 未来に向けて、「やれることをやり尽くす」春休みにしましょう。 ※3月23日(木)終業式 校長講話 令和4年度卒業証書授与式 学校長式辞
卒業生の皆様。
保護者の皆様。 ご卒業おめでとうございます。 学校長式辞をUPしております。 お時間ございましたらご覧ください。 ↓ ↓ 学校長式辞 ↓ ↓ 令和4年度 卒業証書授与式 学校長式辞 ↓ ↓ 参考動画 ↓ ↓ 笑ってるのはどっち? 〜 児童朝会 校長講話
図を見てみましょう。
1と2、笑っているように見えるのはどちらと思いますか? 心理学の研究では、右利きの人ほど1を選ぶ傾向があるそうですが、実は正解はありません。どう感じるかは人によって違うのですね。 人はみんな感情を持っています。 表情も言葉も、どのように感じるのかは個々に違うのです。 例えば、嫌な言葉・汚い言葉を使ってしまったとします。 その人は、深く考えて言ったわけではないかもしれません。 でも“感じ方”は人によって違う…。 つまり、相手は傷ついているかもしれないのです。 どんな言葉を使うべきなのか…。 みんなでよく考えて言うようにすれば、やさしい、気持ちの良い学校生活を過ごすことができると思います。 ※3月13日(月) 児童朝会 校長講話 努力 〜 児童朝会
おはようございます。
今日は、たくさんの児童の表彰がありました。素晴らしいですね。 そして先週は、学校保健委員会という会が開催され、健康委員会の児童の発表があり、それも素晴らしい内容でした。 この児童たち。たまたまうまくできたのかな? たまたま表彰されたのかな? 志村けんさんというコメディアンの言葉を紹介します。 いろんな人たちを 遊びの場でみてきた 思うのは 人生は不公平だってこと 若い時からずっと恵まれている人もいる 急上昇して急降下する人もいる 人生の後半に ピークを迎える人もいる ずっと恵まれない人もいる 人生というゲームの勝ち負けに 一定の法則がないことは これをみても 明らかだろう ただしひとつ言えることがある ずっと恵まれてみえる人は みな必ず「努力している」ことだ 例外なくね 表彰された児童も、素晴らしい発表をした児童も みな必ず「努力していた」のでしょうね ※3月6日(月) 児童朝会 校長講話 相手がどんな気持ちになるのか?に視点をおいてみよう 〜 児童朝会
もしもこんなことが起こったら、みんなはどう思うかな。
「自分の上靴にいたずらされていたら…」 やった人は、ちょっとしたいたずらでやったのかもしれません。 あるいは、自分の気持ちがいらいらしていてやってしまったのかもしれません。 でも…。 された方はどんな気持ちになるでしょう。 最近ニュースでよく報道される事件があります。 回転すしでの迷惑行為の話です。 やった人は“ちょっとした出来心”でやったのかもしれません。 でもこれだけ多くの人に悪い影響が出てしまったのです。 やってしまった本人がどんな思いでやったのかは関係ない。 そのことで嫌な気持ちになる人がいる… そのことを忘れないでほしい。 「自分が同じことをされた時、どんな気持ちになるのか」 そこに視点を置いて、自分がどうすべきかを考える人になってほしいと思います。 ※2月27日(月) 児童朝会 校長講話 |