「自分を磨く」夏休みにしよう! 〜 1学期終業式 校長講話月日が経つのは流れる水のごとく早いという意味です。 気がつけば、早くも1学期が終わろとしている…まさに「光陰流水」という言葉がぴったりです。 1学期最後のお話をします。 (紙芝居 抜粋) ある日、木こりが木を一生懸命切っています。木こりとは、山の木を切る仕事をする人のことです。 …が、なかなか切り倒すことができません。向こうにもう一人の木こりがいるのですが、休憩しているようです。それなのに、向こうの木こりはこちらよりも早く木を伐り終わったようです。 一生懸命切っているのに、こっちの方が遅い。向こうの方が早く終わってしまいました。 さて、どうして向こうの木こりの方が早く終わったのだろう…? さあ、この紙芝居から何を学ぶことができるのかを、ペッパー君にきいてみましょう。 校 長 :ペッパー君、こんにちは。 ペッパー:こんにちは。 校 長 :今の話から何がわかるかな? ペッパー:木こりは休憩もしないで木を切っている。 きっとくたくたに疲れてますね。 そして、のこぎりの刃がボロボロ…。 準備ができていませんね。 校 長 :もう少し詳しく教えてくれるかな? ペッパー:のこぎりの刃を研いでいないから木が切れないのです。 普段から刃を研いでいれば、力を入れずにすむのです。 そうすれば疲れないですよね。 校 長 :なるほど。道具を手入れしておくことが大切なんだね。 ペッパー:実は、人間にも普段から手入れが必要なものがあります。 校 長 :それは何かな? ペッパー:それは「自分そのもの」です。 疲れているなら、『健康を整える』。 そのために「早寝早起き朝ごはん」が大切です。 そして刃がボロボロなら『自分を磨く』ことが大切。 例えば、勉強したり運動したり心を整えたりすることです。 校 長 :「早寝早起き朝ごはん」や「自分を磨く」こと。 あれっ…、それに取り組むって夏休みこそチャンスだよね。 ペッパー:そうです。よく気づきましたね。 健康に!そして自分を磨くことを忘れずに! 夏休みはいろんなことに挑戦してほしいと思います。 校 長 :ペッパー君、ありがとう。 さあ、いよいよ待ちに待った夏休み。 ペッパー君に教えてもらったこと「健康」「自分磨き」を忘れずに、楽しい夏休みを過ごしましょう。 ※7月19日(水) 1学期終業式 校長講話 どっちが大事? 〜 児童朝会 校長講話
暑い日が続きます。
そしてまもなく夏休み。 長いお休みは生活リズムが乱れがちです。 暑い夏をのりきるためにはどうすればよいか? それは『睡眠』をしっかりとることです。 クイズです! 次のうち、より大事なのはどちらでしょう? 1.早く寝る 2.早く起きる 正解は「2.早く起きる」です。 眠くないときに無理に早く寝ようとすると、余計に目がさえてしまいます。 それよりは、毎朝がんばって同じ時刻に早く起きれば、夜は無理に寝ようとしなくても自然に眠くなるそうです。 『毎朝同じ時刻に早く起きる』ことをがんばってみみしょう! ※7月10日 児童朝会 校長講話 なぜ学校のおべんきょうは 必要なの? 〜 児童朝会なぜ成功したのか? その理由と言われていることの中から2つ紹介します。 ひとつめは「頑丈」な車を造ったこと。悪い道や厳しい気候にも耐えうる車だったことです。ちょうど高速道路が拡大していった時期も重なり、長距離にも耐えうる頑丈さが評価されました。 ふたつめは「コミュニケーション」を大切にしたこと。アメリカの大手の車の会社に生産方法を教えてもらいにいくなど、様々な人に車の良さを説明し、交渉したり情報収集したりしました。 さあ、このふたつを実際にやってみようとすると、学校でのおべんきょうや活動がなぜ大切なのかがみえてきます。 外国も含めコミュニケーションを実践するには「国語」「外国語」が必要です。知らない人とのコミュニケーションと考えると「たてわり班」も有効かもしれませんね。歴史から学ぼうとするなら「社会」が必要。安全な設計・頑丈なものづくり・論理思考を考えると「図工」「算数」「理科」が必要です。車が消費者に受け入れられるか(=生活を豊かにできるか)という視点では「生活」「家庭」も必要です。新しいものを作る創造力という視点では「音楽」も有効です。世界中をまわる体力をつけるために「体育」も。そして、規範意識を持った経営のため「道徳」も必要ですね。 このように考えると、学校のおべんきょうは、社会に出たときに役に立ちそうな気がしてきませんか? もちろん全部できなくても大丈夫! 校長先生もできないことがいっぱいあります。 でも大切なのは、できるかできないかではなく 『すべてのものに「学びはあるかもしれない」と意識を向ける』… ことじゃないかなと思います。 そうすればきっと、前向きな行動が増えていくのかなと思います。 ステキな7月にしましょう! ※7月3日(月) 児童朝会 校長講話より |
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