思い出作文 2年 「友達に応援された九九」

2年 森野 そら 「ともだちに おうえんされた九九」

 わたしの2学期にがんばったことは、九九です。さいしょは、
「やったー」
と、思いました。なぜなら さいしょは、かんたんな五、二、三、四のだんだったからです。でも、六のだんになると、どうしても合かくできませんでした。そして、わたしは、なきそうになってしまいました。でも、そのとき、友だちに、
「がんばれ、いっしょに がんばろう。」
と、言ってもらえてうれしかったです。なきそうな気もちから、えがおになりました。次の日も、その次の日も、その友だちとれんしゅうしました。そして、先生に六のだんを聞いてもらいました。でも、合かくできませんでした。どうしても「六 七 二十四」になってしまいます。
 そのとき、友だちが
「だいじょうぶ。次、がんばろう」
と、はげましてくれ、とてもうれしくなりました。そして、次の日、わたしは、合かくすることができました。友だちが、
「よかったね」
と言ってくれて、また、うれしくなりました。わたしは、友だちに
「ありがとう」
と言って、いっしょに帰りました。これが、わたしの、2学期の思い出です。 

思い出作文 3年 「工夫をいっぱいした作品てん」

3年 白川たつき 「工夫をいっぱいした 作品てん」

 11月、ぼくは、作品てんに向けて紙ねん土で人形とごちそうを作りました。
 まず、1リットルのペットボトルに土を入れました。
 次に、1リットルのペットボトルと、500ミリリットルのペットボトルをくっつけて、その上に紙ねん土をまんべんなく伸ばしました。口の場所を、「食べている」ふうに大きくあけました。工夫したところは、かみの毛を1本1本作ったことです。さいごは、どこから見ても白いところがないように色をぬりました。
 作り終えた作品は、ぼくそっくりで、今にも動きだしそうでした。
 85人の作品を、こうどうにかざった時は、大人気の行れつのできるレストランに来た見たいでした。みんな、なかよくしゃべりながら食べているみたいでした。
 ぼくの、ごちそうはカニで、工夫したところは目を小さく丸めたところです。友だちもすごい工夫をいっぱいしていました。おすしを持って食べようとしているのや、ホットケーキのバターがとろりと たれていたものもありました。
 作品てんを見に来てくれたお母さんに、
「みんなと違う工夫をしているね」
と、ほめられました。
 次の作品てんは、もっとすごい作品を作りたいです。

思い出作文 4年 「2学期にがんばったこと」

4年 松尾初音 「2学期にがんばったこと」

 私が2学期にがんばったことは、作品てんのシーサー作りです。シーサーを作る前は楽しみにしていましたが、実際に作ってみるとむずかしかったです。私は、シーサーの顔だけ前に向けて、体を横向きにしたかったので、それをイメージして作ってみました。でも、顔が重すぎて一度つぶれてしまい、顔を作り直してみたら、今度は、足が細かったので、また、つぶれてしまいました。今度は、足を太くしたら横向きに立てることができて、うれしかったです。私が作ったシーサーは、先生から
「じょうずにできたね」
と言われ、写真をとってもらいました。ちょっとうれしかったです。
 
 もうひとつ、がんばったことは、体育のとび箱です。私が3年生の時は、4段しかとべませんでした。だから、私は練習して、やってみたら4段がとべました。そして、4年生になって、5段に挑戦してみました。そしたら、とぶことができました。6段にも挑戦しました。また、とべました。とび箱がとても楽しくなりました。7段もとべるかなと思いましたが、4年生では7段は出ていません。だから、5年生になったら、7段に挑戦しようと思いました。

 私は、3学期に向けて、勉強をがんばりたいと思いました。

思い出作文 5年 「ドキドキが止まらない」

5年 村上 葵 「ドキドキが止まらない」

 私の2学期の思い出は、家庭科でミシンを使ってエプロンを作ったことです。はじめに「空ぬい」をするのですが、待っている間、(失敗したら終わりだ)と、ドキドキしていました。でも、クラスの人たちがやっているのを見ると、きんちょうがほぐれてきました。次の時間は、いよいよエプロンをぬっていきました。(自分の手をぬってしまうんじゃないか)と、心ぞうが飛び出てきそうなほどきんちょうしました。しかし、実際にぬってみると案外かんたんだったのでほっとしました。
 まず、エプロンの横の部分をぬっていきました。少しななめになってしまいました。上の部分をぬうときは、コツをつかんでいたので、じょうずにできました。
 次に、エプロンのひもの部分をぬいました。何回もやっていたので、横や上よりも もっと上手にできました。ミシンぬいがすべて終わった時、飛び跳ねたくなるほどうれしくなりました。
 あとは、ポケットとひもをつけたら完成です。ポケットの模様は、自分の名前の葵をローマ字でつけました。いろんな色を使ってカラフルにしました。ポケットをぬうときは、とにかく細かくしようと目標をたててぬうことができました。
 最後に、エプロンのひもを縫い終わって完成しました。できあがった瞬間、達成感と同時に、また、飛び跳ねたいくらいうれしくてたまりませんでした。私は、今回のような、楽しかったような、おもしろかったような、不思議な経験をまたしたいなと思いました。そして、次の家庭科で、ミシンを使うときも、けがをしないように注意して使おうと思います。今でも、ミシンのことを考えると、ドキドキが止まりません。
 

思い出作文 6年 「挑戦」

6年 高瀬舞香 「挑戦」

 夏休み前に、先生から話がありました。
「卒業式で歌う歌『遥か』のピアノ伴奏を、今年はみんなの中から募集します」
 私は、(挑戦してみたい)そんな気持ちを持ちました。人前に出て話すのは苦手。でも、ピアノが好き。そして、卒業式で、みんなの前で弾いたら、ずっと思い出に残るかなと思ったからです。でも、立候補している人が他にいて、1か月後にオーディションすることになりました。私は、必死に練習しました。
 そして、オーディションの日が来ました。私は、ピアノの伴奏者に選ばれませんでした。正直、とても悔しかった反面、なぜか安心しました。でも、他の人のピアノを聞き、初めて(くやしい)とか(負けた)という気持ちになりました。
 そして、今度は、「旅立ちの日に」のピアノ伴奏をする人が募集になりました。迷うことなく、もう一度、立候補しました。1か月後にオーディションをすることになり、必死に練習しました。
 オーディションの日、私は、「旅立ちの日に」のピアノ伴奏者に選ばれました。一番びっくりしたのは、自分です。あまりの驚きで立つこともできませんでした。素直にうれしいという気持ちと同時に、責任感も生まれました。
 決して上手とはいえない私のピアノ。努力は必ず無駄にならない。今回のオーディションで学びました。
 
 卒業式当日まで、佐々木さんや茨木さんと一緒に練習をして、目の前にいる68人みんなにとっても思い出に残る卒業式にしたいです。
 これが、きっと小学校生活最後の私の挑戦になります。
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31