4年・思い出作文 「私たちの宝物・二分の一成人式」

4年・思い出作文 「私たちの宝物・二分の一成人式」
            森下 果音
 2月24日(水)。ついにこの日がやってきました。この日のために、みんなでいろいろなことを考えてきました。自分の成長や、育ててもらった感謝を胸に、計画を立てました。プログラムや劇の内容も自分達で考え、練習をたくさんしてきました。そして、いよいよ本番です。お父さん、お母さんを「二分の一成人式」に招いて、私たちの練習の成果を出し切ります。次々に拍手が巻き起こりました。
 「次は朗読劇です。どうぞ!」
 司会の友達がそういうと、緊張で顔が引きつり、手に汗をかき、音が聞こえそうなくらいドキドキしました。自分の出番です。私たちのグループ発表が終わり、肩の重荷がすとんと落ちて、笑みがこぼれました。そして、私は、いつの間にか満面の笑みになっていました。呼びかけが終わったら「ありがとうの花」を歌いました。歌っているときもまた、緊張で足がガクガク震えました。
 私の目標は「お母さんを感動させること」でしたが、泣かせることはできませんでした。でも、お母さんから、「ウルウルした」と言われて、とてもうれしかったです。みんなで心を込めて発表して、心を込めて呼びかけをして、心を込めて歌を歌いました。
 ラストは手紙のプレゼントです。私は、手紙の表面や裏面、中にも絵を書いたり、自分で作った折り紙のステッキを貼ったり、工夫して作りました。お母さんは、「ありがとう。うれしいわ」と、喜んでくれました。ちょっと照れくさかったけど、喜んでもらえたのでうれしかったです。最後は大きな拍手をもらい、涙ぐんでいる方もいて、自分の名観の大きな記念日になりました。
 この二分の一成人式は、私の宝物になりました。

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