冬の一品「かす汁」
今週の献立には「粕汁」が登場しました。
粕汁の発祥は関西かも・・・ 今のような固形の酒粕が作られるようになったのは室町時代のこと。奈良県が発祥だと判明しており、「奈良酒」と呼ばれます。ちなみに奈良漬けは、この「奈良酒」に瓜を漬け込んだのが始まりです。 奈良が固形の酒粕の発祥地であること。 京都・伏見に造り酒屋が多く酒粕が入手しやすい環境であったこと。 以上のことから、粕汁の発祥については、関西発祥説が有力なのでは! お正月お祝い献立
14日(金)はお正月お祝い献立でした。内容は次の通りです。
〇れんこんのちらしずし 〇ごまめ 〇ぞうに 〇牛乳 <正月とは> 「正月」とは旧暦の1月の別の名前のことです。 お正月の元旦には、「年神様」が新年の幸せを授けてくれるために各家庭にやってきます。お正月の由来は、その幸運をもたらす「年神様」をお迎えするために、いろいろな行事やお料理でお迎えすることだと言われています。 献立紹介
先週は「くじらのたつたあげ」が登場しました。
魚や肉を醤油、みりん、生姜などにつけ込み臭味を取り、片栗粉をまぶして揚げた唐揚げを「竜田揚げ」を呼びます。 揚げた時に醤油の色が赤くなり、ところどころに片栗粉が白く浮かぶようすが、紅葉が流れる竜田川(奈良県)に見立てられたことから、その名がついたと言われます。 献立紹介
今回は「デミグラスソース」についてお伝えします。フランス語の「デミ」と「グラス」を合わせた言葉で、それぞれ次のような意味があります。
「デミ」・・・半分 「グラス」・・煮詰める すなわちデミグラスソースは「煮詰めた濃厚なソース」を表すのでした。ちなみにフランスでは「ドゥミグラスソース(ドミグラスソース)」と発音するそうです。 献立紹介(11月15日〜19日)
ししゃもは、世界中でも北海道南部の太平洋沿岸の一部でしか獲れない日本固有の魚です。漢字では「柳葉魚」と書きます。なぜ、柳(やなぎ)の葉(は)と書くのでしょう?
これは、北海道のアイヌ民族の伝説が関係しています。アイヌの神様によって柳の葉から作られたという伝説があります。そこから「柳の葉の魚」を意味する「スス・ハム」もしくは「シュシュ・ハモ」に由来し、「ししゃも」と呼ばれ「柳葉魚」と表記されるようになりました。 |