しっかりと寝て、きちんと朝ごはんを食べて登校しましょう!

ホタル幼虫放流式 〜なんばパークスとの連携〜

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本校今年が140周年

110周年の航空写真には大阪球場がくっきり映り
120周年には球場跡の住宅博が見え
130周年にはなんばパークスが完成している

校区に隣接する南海電鉄・なんばパークスでは
毎年6月に「ほたるの夕べ」を開催している
そのホタルの一部は実際に地元で飼育しているのだ

それもそのはず
敷津小学校区教育協議会はぐくみネットの取り組みの一環として
ほたるの幼虫と餌のカワニナを本校で数ヶ月お預かりしている

本日、3月15日(土)午後2時
その幼虫を、パークスの「せせらぎの森」に流す放流式があった

自分たちが育てた
(実際は、本校管理作業員が丁寧に世話をしている)
ホタルの幼虫が
パークスの土の中でさなぎになり
夏になると淡い光を放って飛び回る

今から「ほたるの夕べ」が楽しみだ!


大都会の真ん中の
小さな学校だからこそ
自然に親しませるしかけが必要なのだ



【現地合流:糸井】




あの日を忘れない 3・11 避難訓練 黙祷

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3年前のこの日
委員会活動が始まったばかりの時間だった

職員室が揺れて
地震や!
窓からプールを見下ろすと
水が左右のプールサイドに波打ってあふれていた

委員会活動を早めに切り上げ
テレビをつけると
東京が燃えていた

そして東北沿岸に
次から次に襲いかかる津波

えらいことになった

卒業式をひかえた6年生たちが
何か自分たちにできないかと
すぐに募金活動を始めた

新聞にも「募金箱設置」として紹介された

そして
卒業式で卒業生が来賓の皆さんに募金を呼びかけ
卒業式が終わったら5年生が後を引き継ぎ
21万円の志が集まった

修了式の日に区役所から課長さんに来てもらい
日本赤十字社に募金を贈ることができた

そして
年度が変わり新しい高学年が
2か月間集めた新聞の切り抜きをパウチして
学校の玄関で報道写真展を開いた

あれから3年
当時の高学年たちはすでに中学生

わたしたちはわすれない

大切に保管していた高学年担任が
その写真を出してきて階段掲示にした
(写真)

そして
この日は今年最後の避難訓練
今日のいつ行うかわからない訓練

業間の休み時間すぐ
避難訓練のベルが鳴る
外で遊んでいる子どもたちは
運動場の真ん中に集合する
それを職員室のモニターで確認する
(写真)

すばやく全員がそろった後
「ルールを守る」
「順番を守る」
「まっすぐ並ぶ」
当たり前の学校生活がいざという時に
自分たちの身を守ることになる
講話をした

そこで
津波想定の避難訓練に移り
3階より上の階に移動していく

そこで静かに放送を待ち
2時46分の黙祷を予告して
避難訓練を終了した

わたしたちはわすれない

大切な一日を毎年ふりかえらねば


(教頭発)





キャリア教育 〜大阪青年会議所との連携〜

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1月5年生「ネット社会を生きる」
 ソフトウェア開発起業家・昭野元宏氏
2月5年生「卵といのちについて」
 こだわり卵「セラ・ルージュ」北川希美氏

昭野先生は身近なスマートフォンやパソコンで大きなトラブルに巻き込まれる事例を紹介しながら、最後は、パソコンルームのパソコンで、子どもたちが匿名で自由にチャットを楽しみました。
悪口等は禁止ですが、匿名なので子どもたちは自由に書き込んでいました。
そこで、昭野先生が、「匿名のつもりでも、実は、誰が送ったのか見られているのですよ」と発信者名(あらかじめ設定)を一斉に開いたのです。
身をもって「個人情報」について考えさせられた一こまでした。

北川先生は毎年、いか焼き機を持ち込んで、こだわり卵でおいしいイカ焼きを作らせてくださいます。生卵を割ると、濃厚なオレンジ色。見慣れた卵とひと味もふた味も違う卵をいただいた後、命について考える紙芝居。
「いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」(内田美智子・作)
人は誰も、生きるために、命をいただく。生き物を殺して食べなければ、生きていけない。ふだん何気なく給食前に唱える「いただきます!」
子どもたちの心にしっかりと届きました。

大阪青年会議所の出前授業も3年目になります。
今までには、
ウェディングプランナー
看板製作
ワイヤー加工
国際貢献グローバルネットワーク
の出前授業に来ていただいています

来年度も、子どもたちの確かな進路選択(人生設計)の一助となるように、様々な分野の第一線で活躍されている「プロの仕事師」たちを教室にお招きしたいと考えています。


【担当:教頭】


卒業生を送る会

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 3月8日に、土曜授業として「卒業生を送る会」を開きました。
 
 子ども達は、一生懸命に準備をして、大好きな6年生のために合唱や合奏、絵本読みなどに取り組み、心をこめた言葉とプレゼントを送りました。

 6年生はそれに答えて、手作りのぞうきんと図書館の本のカバーを活用したしおりをプレゼントしてくれました。


 この会は「敷津小のリーダー」のバトンが、6年生から今の5年生に引き継がれる場でもあります。

 5年生たちは「よしもと新喜劇・3年B組しげぞう先生」を生き生きと演じ、6年生だけでなく全校児童や大人達を爆笑させていました!

 そして、司会やゲームの進行もすばらしく、最後のあいさつでは「敷津小のリーダーとしてがんばります。安心して卒業してください」と力強く宣言し、頼もしい姿をたくさん見せてくれました。


 お手本としてがんばってきた、6年生と過ごすのも残りわずかです。

 さすがだな、と思ったのは、4年生の合奏の時に6年生から自然と手拍子が起き、それが全員に広がっていった場面でした。

 
 在校生の思いをしっかり受け止める、聞く態度。
 演奏している後輩を盛り上げようとする、優しい気持ち。

 最後に、在校生に向けて自分たちで考えた朗読劇を演じてくれました。敵対していた2つの村が、助け合って1つの村になる……ストーリーやセリフの中に「小さな学校・大きな家族 チーム敷津」のいいところを引き継いでほしいという思いが、こめられていました。


 全校児童に教職員も一緒になった「集合ゲーム」では大盛り上がり!

 「同じ月に生まれた人」「同じ科目が好きな人」とお題が示される度に、5・6年生が大きな声で下の学年を誘導し、声をかけてグループを作っていました。

 最後は「たてわり班で集合!」と号令がかかり、この1年を過ごしたグループが集まりました。「集まったので、6年生にお礼を言いましょう」と、口々に在校生たちがたてわり班の6年生に「ありがとう」を伝え、素敵な卒業生を送る会となりました。

 
 基本は、在校生全員が6年生を送るための会ですが、土曜授業に設定したので保護者の方へも公開いたしました。

 3人目のお子さんを卒業させる保護者の方には、

 「12年間通わせてきて、初めて『卒業生を送る会』を見ることができました。とても温かい会で、感動しました。」

 との言葉をいただき、うれしく思いました。


 教職員と見学の保護者の皆様とで、「贈る言葉」を歌って6年生を送り出しました。

 ひとつ、ひとつ。

 行事が終わる度に、さびしく思うこのごろです。
 卒業式まで、あと一週間です。


 [担当:校長]
 

 

地域お祝い食事会

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 2月27日(水)、地域の方々が、憩いの家で卒業お祝い会をひらいてくださいました。
 到着すると、おいしそうなお弁当がもう用意されていました。温かいシチューもご用意くださったり、お茶をつぎあったりしました。
お祝いの言葉としておっしゃられたこととして、印象的だった言葉は「友だちを大切に」です。クラスがはなれても、新しくできた仲間も大切にしてほしいですが、同じ教室で過ごした仲間として仲良く過ごしてほしいです。

 後半は、6年生が、この6年間で学んできたことをふまえて、3つの発表しました。
 1つ目は、マジックです。
キッザニアで職業体験で教えていただいたことをもとに、4つのグループが披露しました。卒業遠足のあの日で終わらせず、「今日教えていただいたマジックをいかせる日!」と思って、発表の中に取り入れたことがすばらしいなと思いました。

 2つ目は、まちがいさがしです。
 画用紙に、右と左の絵で数か所違う絵を描きました。これまで、なかよしグループ活動で1〜5年生までの子どもたちが楽しむことができる活動を考えてきました。それで、地域の方々にも参加していただけるような発表を考えました。

 3つ目は、紙しばいです。
みんなで物語を考え、一人ずつが絵を担当して描いたサメの物語を「紙しばいしたい。」と提案してくれた二人が読みました。読んでいると、「絵、上手に描くことができているね。」「めでたしめでたしやね。」と地域の方々が言ってくださいました。
 練習とは違って、ハプニングもありましたが、臨機応変、笑顔でしきりなおして披露したり、まわりも「がんばれ」と声をかけてくれたりしました。

 身も心もあたたかい会となりました。
 地域の方々、本当にありがとうございました。

[6年担任:田上]

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