高学年着衣水泳着衣水泳は、もしも服を着たまま、池や海などに落ちてしまった場合に、どうすればいいかを学ぶために行います。 まず普段通り、水着で泳ぎました。 ただし、体力をあまり使わない泳ぎ方をすること、そして足を使わずにあがるという、現実に近い方法で泳ぎました。子どもたちは、顔をあげたまま平泳ぎしたり、背泳ぎの方がいいかなと考えたりしていました。 次に、10秒息つぎなしで、浮かびました。10秒もきつい子がいたり、10秒はいけたけれど、20秒までは難しい子どももいたりしました。 そしていよいよ服を着て、水の中に入ります。 もちろん水着のようにはいきません。服が水を吸って、重たいです。上がる時も一苦労。そして上がってからも服の重さが体にこたえるようでした。 もしも水の中に落ちてしまった時に大事なことは、落ち着いて浮くことということで、ペットボトルとスーパーの袋を使って、浮きました。多くの子どもたちは、服の中に入れて浮かんでいました。顔の近くに水がこないように、ペットボトルをあごの下で持って、ラッコのように浮くとよいことがわかりました。袋は、空気を入れて、かかえるとよいことを教えていただきました。 暑い中でしたが、どうしたら、自分の身を守ることができるか考えながら1時間の着衣水泳を終えました。 今回練習したことは使わないで、これからの夏休みを過ごせることを願うばかりです。 [担当 阪口 大西 田上] |