11月28日の給食
本日の給食献立は、
・関東煮 ・こまつなとはくさいの甘酢あえ ・のりのつくだ煮 ・米飯、牛乳 です。 【一口メモ】佃煮の発祥 江戸の佃島(現在の東京都中央区)の漁民が、江戸前で捕った小魚や貝類を甘辛く煮て食べていました。当時、冷蔵庫なんてものはもちろんありません。佃島漁民が、売り物にならない小魚等を保存もできる形で美味しく調理したのが「佃煮」という名前の由来。不漁の際の備蓄食品でもあったといいます。これが、安価で日持ちもすると江戸中で評判を呼び、やがて全国に広まったのです。 ところで、佃島の漁民の故郷は、実は関西の佃村(現在の大阪府西淀川区佃)。 かの徳川家康が江戸に入来の際、摂津の佃村に住んでいた漁民たちを江戸に呼び寄せ、特別の漁業権を与えました。なぜ佃村の漁民か?なぜ特別待遇か?そこには大きな理由があります。家康公が生涯忘れることのできない苦難に遭遇した際、こぞって公を助けたのが佃の漁民だったのです。 |
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