令和6年度がはじまりました。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

♪きょうの給食(10.24 かき)

 今日の給食では、食後のくだものとして、季節の「かき:柿」を味わいました。
 柿は、東アジアを原産とし、日本では奈良時代から栽培されている果物です。栽培品種には甘柿と渋柿があり、品種数は1000種類にも達するといわれています。都道府県別の収穫量では、和歌山県が全国1位です(平成29年度)。ビタミンC、βカロテン、タンニン、食物せんい、ビタミンKなどを豊富に含み、柿1個食べると1日に必要なビタミンCをとることができます。
 給食では、甘柿の富有柿(ふゆうがき)と渋柿の平核無柿(ひらたねなしがき)を隔年で使っています。

 今年は、「平核無柿」です。和歌山県産から189個届きました。給食室では調理員さんが4人がかりできれいに皮をむいてくださり、子どもたちはみずみずしい柿に舌鼓を打つことができました。
◆「どうやって渋抜きをしているの?」(5年女子からの質問)
 いろいろな方法があるようですが、アルコールや炭酸ガスを使って渋抜きをする場合が多いようです。
◆「おうちで柿を食べましたか?」(4年2組のみなさんに聞きました!)
 今シーズン、すでに食べたという人は35人中13人でした。

 今、店頭に並んでいる柿の多くは「平核無柿」です。11月にかけて、甘柿の代表「富有柿」が出回ります。おいしい季節の味を楽しみましょう。
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♪秋を感じる給食(10.23 ふきよせ煮)

 ふきよせ煮の「吹き寄せ」は秋から冬の初めにかけて使われる献立名です。風に吹き寄せられた落ち葉を思わせるように秋の味覚を盛り合わせた料理(前菜や煮物など)に名づけられます。栗、ぎんなん、しめじ、まつたけ、また、紅葉や松葉をかたどった生麩や野菜などを使います。
 
 給食の「ふきよせ煮」では、さといも、れんこん、しめじ、三度豆、こんにゃくなどを材料にし「だしこんぶ・けずりぶしで取っただし」で煮ふくめました。にんじんは、調理員さんがいちょうやかえでに型ぬきしてくださり、秋を感じることができましたね。

 「自然の美しさを表現し、季節感を楽しむこと」は和食のすばらしさのひとつです。日本文化の一つである「和食文化」をこれからも大切にしていきたいですね。
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♪きょうの給食 (10.18 もずくと豚ひき肉のジューシー)

 今日の給食では、2年に1回登場する沖縄の郷土料理「もずくと豚ひき肉のジューシー」をいただきました。

<もずく>
 もずくは、房総以南の静かな海域に生育する海藻で、糸状で細かく枝分かれし30センチメートル程の長さになります。ホンダワラなどの海藻に着生することから「藻に着く」→「もずく」といわれます。1〜3月頃の若いうちに採取され、産地では生でも食べますが、一般的には塩蔵して出荷され、水で戻して使います。
 海藻としては、鉄やカルシウムの含有量は少ないのですが、ぬめりのある食感が好まれ、もずく酢のパックが出回るようになってからよく食べられるようになりました。
 給食で使うもずくは沖縄県産のオキナワモズクの冷凍品で、給食室で流水解凍して使用しています。ジューシーの他、スープやヒラヤーチー(お好み焼きに似た沖縄料理)などに使っています。

<ジューシー>
「ジューシー」とは、沖縄の方言で「炊き込みご飯」や「雑炊」のことをさし、「フーチバ(よもぎ)ジューシー」、「クーブ(昆布)ジューシー」などがあります。給食では、もずくの他に豚挽肉や切りこんぶなどの具を豚骨スープで煮、たきたてのごはんに混ぜています。

<子どもたちの感想>
*見た時は「えぇっ」と思ったけど、食べたらめっちゃおいしい。
*もずくはおばあちゃんの家の食事でよく出てくる。
*家ではすっぱくて小さなカップに入っているものをよく食べる。
*もずくのこんな食べ方は家ではしない。給食ではいろいろな料理があるからすごい。

 さまざまな地方の郷土料理を食べる体験も給食のねらいのひとつです。子どもたちにはこれからも食の巾を広げていって欲しいと思います。
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♪きょうの給食 (10.15 さんま)

 さんまは、「秋刀魚」と名が表すとおり秋の代表的な魚です。ここ数年、不漁が続いていましたが、今秋は魚体も大きく、水産庁から豊漁予想も発表されています。
 日本近海のさんまは、大きな群れをつくり、プランクトンの豊富な水温14〜18度の水域を春から夏にかけて北上し、秋の深まりとともに南下します。8月から9月にかけて、北海道沖で獲れるものが「はしり」として出回り始めますが、一番おいしくなるのは10月です。秋に産卵のため本州の太平洋岸を南下する、この時期のさんまは脂が乗り、最もおいしいといわれています。

 今日の給食は、毎年10月に登場する「さんまのさんしょう焼き」です。香ばしく焼いたさんまに、砂糖・みりん・こい口しょうゆ・さんしょう(粉末)を合わせたたれをかけたものです。
 教室では慣れない骨付きさんまを目の前にし、「骨も全部食べられるやろ!」と言いながら丸かぶりしている子もあれば、上手に骨をとっている子、悲壮感漂う表情で悪戦苦闘している子もいました。さんまを食べた後は「このたれもおいしいからご飯にかけて食べよ!」と最後の1滴まできれいに平らげている姿に思わず笑みがこぼれました。
 今が旬「秋の味覚“さんま”」の美味しさをこの秋にはぜひ、ご家庭でも味わってみてください。
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♪きょうの給食(10.10 ハヤシライス【米粉】)

 給食のハヤシライスは、給食室で小麦粉をサラダ油やバターで褐色にいためて作ったブラウンルウでとろみを出しています。今回のハヤシライスは、アレルギー対応サポート月間ということで、水溶きにした米粉を使用してとろみをつけています。そのため、小麦アレルギーのある子どもたちに配慮した献立となっているとともに、油の使用量が少ないためにあっさりとした味わいとなっていました。

 小麦アレルギーで普段は給食のハヤシライスを食べることができない5年生に感想を聞いたところ「とってもおいしい!」と皿に大盛りにされたハヤシライスをうれしそうにほおばっていました。
 他の子どもたちも「甘味が少なく食べやすい」「いつものハヤシライスもおいしいけど、今日のハヤシライスも同じくらいおいしい」と大変好評で、残食は全くありませんでした。

 デザートには今シーズンはじめての「みかん」がつきました。給食に出てくる柑橘類は何種類もありますが、今日はこれから旬を迎える「温州(うんしゅう)みかん」です。 
 みかんは、ビタミンCが多く、含有量は100gあたり35mgです。1日3個食べれば、成人の1日の必要量が摂取できます。その他、カロテン、ビタミンP(ヘスペリジン)、カリウム、ペクチンなどを含みます。袋の部分には、食物せんいが多く、皮の内側のすじには、ビタミンB、ビタミンCが多く含まれているので残さずに食べるといいですね。
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