♪きょうの給食(おおさかしろな)
今日、2月16日の給食は「ごはん、さんまの塩焼き、鶏肉と野菜の煮もの、おおさかしろなのおひたし、牛乳」でした。
おひたしに使っているおおさかしろなは『大阪市なにわの伝統野菜』の一つです。昔からその地域で栽培され、受け継がれてきた野菜のことを「伝統野菜」といい、現在では、おおさかしろななど8種類の野菜が大阪市なにわの伝統野菜として認証されています(大阪市のホームページにも紹介されています)。そのうち、給食ではおおさかしろなのほか、田辺だいこん、金時にんじんを使っています。 おおさかしろなは、江戸時代から栽培が始まり、現在では住吉区・東住吉区で栽培されています。明治初期に天満橋や天神橋付近で盛んに栽培されたことから「天満菜」とも呼ばれています。 給食では、はくさいと合わせて塩ゆでし、おひたしにしました。5年生は「おひたしが好き」「野菜が好き」「よく味がついていておいしい」「4年の時に学習したのを思い出した」とうれしそうに食べていました。また、校長先生からは「地元の食材への理解を深めることもでき、子どもたちにとってよい経験になりいいですね。」という感想をいただきました。 また、さんまの塩焼きは、中骨だけ残して、休業のクラスの分まできれいに食べることができていました。(3枚目の写真) ♪きょうの給食 (節分の行事献立)
2月3日は節分です。節分とは、季節の変わり目の立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをいいます。しかし、今では立春の前日だけをさすようになりました。
節分には豆まきをしたり、焼いたいわしの頭をひいらぎの枝に刺したものを玄関に飾ったりして、鬼に見立てた災いや病気を追い払う風習があります。 今日の給食では、調理員さんが鬼に扮して登場してくださり、一足早く、行事献立として「いわしのしょうがじょうゆかけ」と「いり大豆」をいただきました。 いわしの小骨が気になる子どもたちもいましたが、「味つけがおいしかった」「豆がさくさくだった」とうれしそうに感想を聞かせてくれました。 子どもたちに家庭での節分の様子を尋ねてみると「恵方巻きを食べる」との答えが大半でした。明後日の節分には鬼を追い払い、この一年が健康で幸せに暮らせますように願いましょう。 学校の学習園では、梅の木にきれいな花がちらほら咲き始めました。春はもうそこまで来ていますよ。 給食集会(給食委員会)
今週の給食週間に合わせて、今日のなかよし集会は、給食委員会からの発表です。
はじめに、全員で「○×クイズ」をしました。 Q1:給食でいちばんよく使われる野菜はたまねぎです。 Q2:ラッキーにんじんの種類は5種類です。 Q3:新森小路小学校の調理員さんは9人です。 続いて、給食委員のみんなで考えた「あいうえお作文」の発表です。(写真…とてもうまくできていますね!) 最後に、3学期の給食目標の確認をし、「作ってくださる調理員さんへの感謝の気持ちを忘れずにしっかり食べて、寒い冬を元気に乗り切りましょう」との言葉で締めくくりました。 【○×クイズの答え】 Q1:×にんじんがいちばんよく使われます。 Q2:×6種類あります。 Q3:○9人の調理員さんで作ってくださっています。 おいしい給食をありがとう!
1月24日は『給食記念日』です。戦後、学校給食が再開されたことを記念する日です。これに合わせて今週は、“新森小路小学校の給食週間”としてさまざまな取り組みを計画しています。月曜日の児童朝会では、校長先生から「大阪市で給食が始まったのは、新森小路小学校ができた年とほぼ同じころです。」という驚きのお話もありました。
1月のはじめから、毎日おいしい給食を作ってくださる調理員さんへ感謝のメッセージを全員が書きました。その一部を紹介しましょう。 <調理員さんへ感謝のメッセージ> ・いつもほかほかの気持ちをこめた給食を作ってくれてありがとう。 ・黒豆が泣きそうなくらいおいしかったです。 ・みなさんが作るごはんは、まるで元気になる魔法のくすりです。 ・りんごがうさぎになっていたり、お花の形のにんじんがあったり、食べていてワクワクします。 ・家で食べているときらいなものも、給食で食べるとおいしいです。 ・クリスマスにはサンタやトナカイの仮装、年明けにはにわとりやひよこの仮装をしてくれて、おもしろかった。 ・調理員さんが作ったら、苦いゴーヤもやさしい味に変わります。おいしいです。 ・きらいなものも好きになりました。 戦後の食糧不足から子どもたちを救う目的で始まった学校給食ですが、今では食育を行う大切な教育活動のひとつとなっています。給食を通して、心も体も大きく成長してほしいものです。 (給食週間に関する内容は、この画面の右がわ「配布文書:食育つうしん(1月号)」にも載せていますので、あわせてご覧ください。) ♪きょうの給食 (正月の行事献立)
みなさん、今年のお正月はどのように過ごされましたか?暖かく穏やかな三が日でしたね。近頃では元日から営業している店も多く、以前のようにたくさんのお節料理を用意されるご家庭も少なくなったのでしょうか。
給食では、日本の古くからの行事に合わせた食文化を子どもたちに伝えるため、正月の行事献立を今日、実施しました。献立は「きんぴらちらし、ぞう煮、ごまめ、牛乳」です。 <ぞう煮>いろいろな材料を使うことから漢字では「雑煮」と書きます。それぞれの土地でとれる産物などを使うことから、地方によってさまざまなぞう煮が伝えられています。『関西は白みそ仕立ての丸もち、関東はすまし仕立ての角もち(焼きもち)』と言われています。給食ではこれにならって、「白みそ仕立ての丸もち」のぞう煮です。なにわの伝統野菜の一つである金時にんじんとだいこんを型で抜いて、紅白の梅にして浮かべました。 <ごまめ>いわしを干したものです。昔は畑の肥料としていたため、豊作を願って食べるようになりました。そのため「田作り」とも呼ばれます。 <子どもたちの感想> ・めちゃくちゃおいしい。 ・お正月っぽい。 ・毎日これだといいなぁ。 ・ぞう煮のおもちはやわらかくて大好き。 ・家ではすましやけど、白みそのぞう煮もいける。 ・ごまめは苦くてちょっときつかった。 5年の子どもたちにお正月に食べたものを聞いてみました。「ぞう煮、黒豆、くりきんとん、えび、だて巻き、ハム、かまぼこ、からあげ…」とたくさんの料理名が出てきました。お正月料理にはそれぞれにその年の健康や幸運を願って食べるいわれがあります。日本の食文化をこれからも大切に子どもたちに伝えていきましょう。 |