明日から遠足が始まります。お茶を多めに持たせてください。よろしくお願いします。

たべもののなまえをおぼえよう (1年)

 食育を進めるにあたっては、学年の発達段階に応じた指導の目標を設定して取り組んでいます。1年生には「食べ物に興味関心をもつ」「食べ物の名前がわかる」「友だちと仲良く食べる」などを目標にしています。
 そこで、1年生の4学級で「たべもののなまえをおぼえよう」というテーマで授業を行いました。1年生は、国語の教科書に食べ物が登場する単元がいくつかあるので、既習の内容についても振り返りをしました。

 次に、その日の給食に使う食材の写真をみながら、名前の確認をしました。実物の食材も一部提示したため、子どもたちはやや興奮気味に、興味津々で学習に参加していました。たまねぎやにんじんはよく知っている野菜ですが、さといもやしめじなどは実物をみても少し難しかったようです。「名前は聞いたことがあるけれど、実物と結びつかない」ものも多くあるようですね。
 給食では、家庭で食べ慣れない食材も多く使います。大人でも難しい場合もあるのですが、毎日の給食で食べているものの名前を確かめながら食べることで、多くの食べ物のことを知ることができます。また、食育は給食の時間だけでなく、いろいろな教科での指導を通して学校教育全体で行われます。
 
 「食べること」は生きていくためには欠かせないものです。健康な生活を送るために、これからもいろいろな場面で食について考える機会を作っていきたいと考えています。
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♪きょうの給食 (12.5 田辺だいこん)

 大阪市では、100年以上前から市内で栽培され、大阪の農業と食文化を支えてきた歴史・伝統のある野菜を「大阪市なにわの伝統野菜」として、現在9品目認証しています。
 「田辺だいこん」は、この伝統野菜の一つです。現在の大阪市東住吉区で江戸時代に発祥したとされるだいこんで、白い根の部分は、ふつうのだいこんに比べて短く、先が少しふくらんだ形をしています。
 学校給食における地場産物の使用増加の取り組みの一環として、平成22年より使用しています。生産量が限られているため、市内を5つのブロックに分けて5年に1回の実施となっており、今年は旭区をはじめ、4区で食べることができました。

 根の部分は煮ものに葉はみそ汁に、新森小路小学校で32本の田辺だいこんを使いました。柔らかくきれいな葉がとてもたくさん付いていたので、「これは使わないともったいない!」と急きょ、煮ものの彩りにも使うことにしました。
 5年に1回しか食べられないレアな田辺だいこんを食べて、「あまい」「やわらかい」「おいしい」「おでんにして食べたい」と4年生の子どもたちからは大絶賛の声が上がっていました。
 
 大阪は、古くから食文化を支える独特の野菜が多数ありましたが、次々に店頭から消えていきました。近年、伝統ある野菜を見直そうとする取り組みが進められ、少しずつ栽培する農家も増えて来ているようです。地産地消を進めるためにも、その土地に伝わる食文化を子どもたちに継承していくことは大切なことですね。

*なにわの伝統野菜については、「大阪府ホームページ:なにわの伝統野菜」で調べることができます。
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♪きょうの給食 (11.24 千草焼き)

 今日、11月24日は、日本の伝統的な食文化について見直し、和食文化の保護・継承の大切さについて考える「和食の日」(いい(11)日本食(24)の語呂合わせ)です。給食も「ごはん、千草焼き、みそ汁、ツナっ葉いため、牛乳」の和食献立でした。

 「千草焼き」は、いろいろな材料を取り合わせた料理につける名前で、溶き卵に細かく刻んだ材料(鶏肉、しいたけ、たけのこ、にんじんなど)を加えて焼き上げる料理です。今日の給食では、卵の他に、ささみ、とうふ、コーン、みつばを入れました。
 前回までは、鶏挽肉を使っていましたが、今回は新食品の「ささみ(水煮)」を使いました。蒸したささみをほぐし、野菜やきのこなどでとったスープとともにレトルトパウチされたものです。(写真中)ささみは脂肪が少なく淡白な風味があります。形が「笹の葉」に似ているので、この名前がつけられました。

◇そこで、子どもたちにし好調査をしました。
<千草焼き>についてたずねます。
すき:56%(361人)、ふつう:29%(188人)、きらい:15%(93人)
*すきな理由…おいしい。卵がすき。ふわふわでやわらかい。ごはんとよく合う。こげたところが香ばしくておいしい。など
*きらいな理由…卵がきらい。味がいや。みつばがきらい。コーンがきらい。甘いからいや。など

 大阪市の学校給食では、和食料理のだしは、こんぶ・けずりぶし・にぼしなどから取っています。子どもたちから「給食のみそ汁はおいしい!」という声を多く聞きます。給食を通して、日本の伝統的な和食の文化を子どもたちにしっかりと継承していきたいと考えています。
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♪きょうの給食 (11.20 うずら豆)

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 今日の給食で、「うずら豆のグラッセ」をいただきました。うずら豆はあまりなじみのない豆ですが、金時豆と同じいんげん豆の仲間です。うずらの卵のような模様があるため、「うずら豆」と呼ばれています。
 今日は、バターを加えて甘く煮た洋風の「グラッセ」に仕上げました。給食室では煮つぶれないように細心の注意をはらってじっくりと煮含めていただきました。おかげで「煮汁までおいしい」と好評でした。

 豆の歴史は古く、弥生時代の遺跡から小豆のタネが発見されているそうです。また、世界には18000種類もの豆があり、このうち食用に使われるのは70種類ほどだそうです。大阪市の学校給食では上の写真の通り、10種類の豆を使っています。さて、いくつ知っていますか?
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秋の味覚 富有柿 (11.17)

 今日の給食では、秋の果物として「柿」をいただきました。給食では、代表的な甘柿である「富有柿」と渋柿から渋抜きをした「平核無柿」の2品種を隔年で使っています。今年は「富有柿」を使いました。4人の調理員さんが2時間近くかかって、188個の柿の皮むきをしてくださいました。

 柿の収穫量が最も多いのは、和歌山県で、次いで奈良県、福岡県の順になります。今日の給食の富有柿も和歌山県からのものです。柿は、実だけでなく葉も「柿の葉ずし」「柿の葉茶」などに利用されていますね。

 「柿にある黒い点々は何?」と4年生からの質問がありました。この黒い斑点は「タンニン」というもので、渋味のもと(緑茶などにもふくまれています)です。甘柿は熟す過程で渋味を感じなくなるのですね。
 柿には、このほかに、ビタミンC、カロテン、カリウム、食物せんい(特に干し柿)などを多くふくみ、疲労回復、風邪予防、生活習慣病に効果があるとされています。

 富有柿は最もポピュラーな甘柿の代表品種で、果汁が多くて甘みが強く、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。が、もうすぐ旬を終えます。季節の美味しさをぜひ味わっておきましょう。その後は、干し柿を楽しむことができます。校長室の前には今、2個のつるし柿がぶら下がっています。(写真下)
 
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