♪きょうの給食 ( 9.14 ぶどう<巨峰>)
ぶどうは世界中で最も多く生産されている果物です。世界の生産量の約80%がワインの原料として消費されているのに対し、日本では栽培されたものの約90%が生食用です。
給食では毎年9月に2回、旬の果物として香りも豊かな「巨峰」を使っています。今日の給食では、長野県から50kg(房にすると100房程度)が届きました。巨峰の皮には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。また、ぶどうの果糖やブドウ糖は、疲労回復効果が高いので疲れた時に食べるといいですね。 <子どもたちの感想> *皮が少し苦かった(渋かった?)けどおいしかった。 *甘さと酸っぱさのバランスがよかった。 *果汁がたっぷりでおいしい。 *実がパンパンに詰まっていて、食べごたえがあった。 最近は皮まで食べることができる品種のぶどうに人気があるようです。ぶどうの国内生産量は、1位:山梨県、2位:長野県ですが、なんと大阪府は7位だそうです。(平成29年産農林水産省のデータより) 給食での巨峰は、9月28日にもう一度食べることができますのでお楽しみに。 早寝早起き朝ごはん (6年生)
朝食欠食等による食習慣の乱れが「大阪市食育推進計画」でも課題とされていることは、食育つうしん9月号でもお知らせしました。
生活習慣を整えることの大切さは、夏休み明けの発育測定時の保健指導でも全学年で取り上げましたが、6年生では「朝食について考えよう」の食育授業を行いました。 4月に実施した「全国学力学習状況調査」の結果より、朝食習慣と学力には関係があることをグラフで見たり、今朝の朝食内容を自己分析したりして、朝食の大切さについて改めて考える機会としました。もちろん「朝食を食べなかったことはない」児童も多くいますが、朝食を食べなかった理由としては、「ねぼうして時間がない」「おなかがすいていない」が多くあがっていました。 空腹を満たすだけでなく、午前中のエネルギー源として体力や学力の向上に影響するとされる朝食を毎日食べるためにはどうすればよいのか話し合いました。「早寝早起きを心がける」「晩ごはんの後におやつなどを食べない」「前日のうちに食べるものを用意しておく」などの意見が出ました。 1学期には家庭科の調理実習で朝食づくりもしました。学習後には「携帯をさわりすぎずに早く寝るようにする」「自分で朝ごはんを作ってみたい」「毎日朝ごはんは食べているが、野菜がなくてバランスがよくないので、よい食事内容にしていきたい」などの感想がありました。 運動会まで2週間、「早寝早起き朝ごはん」を心がけ、体調を整えていきましょう。ご家庭では成長期の子どもたちのための朝食のご用意もよろしくお願いいたします。 ♪きょうの給食 ( 9.11 豊水なし)
<秋の訪れを感じる「なし」2品種>
子どもたちは毎日の給食の食べものから季節を感じています。9月の給食では、秋に旬を迎える食べものが登場しはじめました。その一つが「なし」です。 なしには、皮の色が緑色の「青なし」と、皮の色が茶色の「赤なし」があります。給食では青なしの「二十世紀なし」(9月6日)と赤なしの「豊水なし」(9月11日)の2つの品種を楽しみました。 *子どもたちの感想 ・果物のなかでは、なしが一番すき。 ・ジューシーで汁がいっぱいこぼれた。 ・朝ごはんに食べてきた。 ・昨日の晩ごはんのデザートに食べた。 ・給食のなしはあまくておいしかった。 *大阪市中央卸売市場のホームページで「なし」の紹介がされていました。 『8月に出回るのは幸水梨です。そして、8月下旬になると、次に豊水梨にと変わっていきます。幸水・豊水とも赤梨と呼ばれ、ここ本場へは、徳島県からの入荷がトップです。幸水だけ、豊水だけ栽培している産地はなく、幸水の出荷が終われば、切れ目なく次の豊水の出荷が出来るよう調整しています。ちなみに青梨の代表選手が20世紀梨です。20世紀も早生種が8月上旬から始まり、末頃から本格的に流通します。10月には割合と新顔の南水・新高・秋月といった品種が並びます。』 まだ、しばらくは様々な品種で「秋の味覚 なし」を楽しむことができそうです。 給食も再開しました!
台風21号の影響で、給食室の食材保管用の屋外冷蔵庫が吹き飛ばされました。一時は給食の実施も危ぶまれましたが、昨日、復旧でき今日から平常通り実施しました。
朝から何人もの子どもたちから「冷蔵庫はどうなったん?」「給食は作れるの?」と心配する声をかけてもらいました。うれしいことです。 今日の献立は、子どもたちに大人気の「焼きそば、きゅうりの甘酢づけ、なし(二十世紀)、黒糖パン、牛乳」でした。みずみずしい「なし」に秋の訪れを感じることができました。 (写真左:今日の給食 中右:飛ばされた冷蔵庫) ♪きょうの給食 (9.3 豆乳マカロニグラタン)
大阪市では、学校給食における食物アレルギー対応の充実を図るため、8〜10月を『食物アレルギー対応サポート月間』としています。アレルゲンを使用しない食品を用いることで、食物アレルギーを有する児童生徒でも給食を食べることができるよう、献立の工夫をしています。
中でも9月は新食品である「米粉を原料としたマカロニ」(写真:中)を使い、とろみは小麦粉の代わりに上新粉、クリームや牛乳の代わりに豆乳を使った「豆乳マカロニグラタン」が新献立として登場しました。乳・小麦アレルギーのある児童生徒に配慮した献立となっています。 <し好調査をしました> 調査数:561人 すき:229人(41%)、ふつう:188人(33%)、きらい:144人(26%)でした。 すきな理由は「おいしかった」「グラタンが好き」「豆乳が好き」「とろとろ」「アレルギーの子も食べられる」、きらいな理由は「豆乳がきらい」「きのこ(しめじ)がきらい」「味がいや」が多くありました。 ふだんは乳アレルギーで、給食のグラタンは食べられない1年生も美味しくお代わりができたようです。 この他に、米粉を使用した「カレールウの素」、卵不使用の「ノンエッグドレッシング」、シチュー類のとろみに米粉を使うといった工夫をしています。実施日などは毎月配付している「学校給食献立表」をご覧ください。 学校給食は教育の一環であることから、食物アレルギーのある児童生徒に対しても可能な範囲で対応していくようにしていますので、皆様のご理解をよろしくお願いいたします。 |