水筒の水のかさを測ってみると、３dLと中途半端な量でした。この“３dLと中途半端な量”をきちんと表す方法を学ぶ…というのがこの時間の学習内容でした。

いろいろな方法を考えて、たどり着いたのが「１dLますに目もりをつける」という
方法。１dLを１０等分した目もりをつけました。実は、この目もり１つ分のかさを『0.1dL』と言うのですね。

この表し方を使うと、さっきの“中途半端な量”は３目もり分＝0.1dLの３つ分だったので、0.3dLと表すことができ、３dLと合わせて、水とうの水のかさは『3.3dL』となるわけです。

「0.1」という大きさを使うと、１より小さな大きさを表すことができますね。みんなの“数の世界”が広がった５時間目でした。

各学級教室での印刷作業となると、準備や片づけが大変で、それだけでかなり時間をとってしまいます。分校には図工室があるのですが、３年生の学習室としても使っているうえ、図工の道具や大きな収納棚がたくさんあって、狭いんですね。そこで、４年学習室を…となったようです。

版画というと白黒を想像しがちですが、赤・青・黄・緑のカラフルな版画も、なかなか見栄えがします。教室に掲示されるのが楽しみですね。

理科の実験をしに来たんですね。鏡を使って日光を反射させたり集めたりしたときに、明るさやあたたかさがどう変わるのか、グループで調べていました。分かったことは、その場でノートに記入です。

４時間目は太陽が顔を出していたので、実験をするにはピッタリ！ 運動場のすみっこ、ちょうど職員室の前あたりで実験していたので、反射した光が職員室の中にも飛び込んできていましたよ。

子どもたちは、下の写真（４コマ風の絵）のシチュエーションを、「こそあど言葉」を入れて演じてくれました。

母　“あの”お皿をとってくれる。
子　“どの”お皿だろう。
子　“この”お皿でいいの。
母　　うん、“その”お皿。ありがとう。

先生に当てられた子は、子どもの名前は○○、お母さんが作っている料理は△△と、その場で設定して、ノリノリの寸劇を見せてくれました。みんな大爆笑！ 楽しすぎる授業でした！

問題「はじめにおり紙が２３８まいありました。何まいか使ったので１４５のこりました。使ったのは何まいですか。」

図を使って考えていました。式は…
（１）１４５＋□＝２３８
（２）２３８−１４５＝□
（３）２３８−□＝１４５
の３つが出てきました。２３８・１４５・□の関係を表す式として、どれも正解！ 一歩進めて、問題文のどおりの式になっているのはどれかと考えて、「（３）だ！」ということに気づきました。□を求める時は、（２）の式で求められるということも確認しました。

高学年になったら出てくるＸ（エックス）とＹ（ワイ）を使った学習にもつながってくる内容でした。みなさん、たの算や教科書、ノートで復習しておいてくださいね。