一仕事終えた３年生、つづいては社会見学です。エスカレーターで６０階の天上回廊に上がり、およそ３０分間、地上３００ｍからの風景を楽しみました。天気もよく、大阪平野を一望することができました。もちろん常盤小学校もバッチリ見えましたよ！

１６階では、「３００バースデーケーキ」が展示されていました。３００個のケーキとともに、３年生が書いた「１周年おめでとうメッセージカード」も飾られていました。３年生は、帰り際に近くを通りはしたのですが、じっくり見ることはできませんでした。残念…。しかし、なんとか写真だけは撮っておきました！

あべのハルカス関係者のみなさん、心に残るステキな体験をさせていただき、ありがとうございました。

地域のみなさんには、一人一つずつコマをいただきました。おりがみで作ったカラフルなコマ、花の形をしていて、実際に回して遊べます。２００個も作るのはとても大変だったはず。地域のみなさん、本当にありがとうございました。

超高齢社会を迎えた日本。認知症の問題は、決して他人事ではありません。Ｍさんは、認知症はどんな病気なのかや、認知症の人によくあるできごと等を、スクリーンに解説や挿絵、アニメを映しながら、ていねいに説明してくださいました。周りの人の対応の違いで、認知症の人の気持ちはどう変わるのかや、認知症の人が安心できる声かけをすることが大事なんだということを知ることができました。

相手の気持ちになって考えることや、思いやりの心をもつことは、とても大切なことです。認知症について考え行動することは、みんなが気持ちよく安心して生活できることにつながっていくのではないかなと思いました。Ｍさん、講演していただき、ありがとうございました。

Ｋさんは、盲導犬のことをいろいろ教えてくださいました。訓練のことやパピーウォーカーとの生活のこと、ブリーゼとの生活についても。

「盲導犬といっしょに乗り物に乗ることもできますし、レストランやホテル、遊園地に入ることもできます。いっしょにＵＳＪにも行きましたよ。」
「盲導犬には、人間の食べ物を与えないでください。」
「盲導犬は信号の判断ができません。交差点で目の不自由な方がとまどっていたら、声をかけてあげてください。」

盲導犬のすばらしさを目の当たりにした子どもたち。熱心に話を聞いていました。はじめは思わず手を挙げて反応していましたが、やがて「Ｋさんは見えないんだ」ということを意識して、拍手や声でリアクションをしていました。

今回の「盲導犬のお話」「車いす体験」「アイマスク体験」を全面的にサポートしてくださった阿倍野区社会福祉協議会、常盤連合町会、ボランティアのみなさん、そしてＫさん、ありがとうございました。

自分で歩いているときと、車いすに乗って押してもらっているとき、見え方や感じ方が大きく違うんですね。普段なら何でもない障害物や段差を怖く感じたり、実際より速く動いているように感じたり。

子どもたちは、乗っている人の気持ちや車いす操作の難しさを、身をもって感じていたようです。