大阪市立矢田西小学校 めざす子ども像  〜 がんばる子 ともに生きる子 かがやく子 〜

矢田西小学校の自然 ウメ

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正門の北側のウメが見頃を迎えています。
ウメは早春を代表する花木です。
日本各地で広く親しまれ、200〜300種類あるそうです。
咲く花は、花びらが5枚で香りがあります。

児童朝会のお話 3.7

☆校長先生のお話

「強くなるには」

 今、ウクライナでは、防空壕やシェルターの中で、生命を脅かされ、とても不安な日々を送っている子どもたちがたくさんいます。いかなる紛争や武力衝突によっても、子どもが犠牲になることは、決して許されることではありません。一日も早く平和的に解決してほしいですね。
 
 さて、先週の木曜日に行われた卒業生を送る会では、6年生から在校生の皆さんに、強い気持ちと優しい気持ちがプレゼントされました。皆さんは、学校や家で嫌なことがあったとき、「もっと自分が強ければ」と思ったことはありませんか?では、どうしたら人は強くなれるのでしょうか。今日は、毎日小学生新聞に掲載されていたプロレスラーの蝶野正洋(ちょうのまさひろ)さんのインタビュー記事を紹介したいと思います。

 去年に放送が打ち切りになりましたが、蝶野正洋さんは、大晦日のバラエティー番組で、毎年、お笑いタレントに力をこめてビンタをする姿が印象的でした。しかし、「暴力は嫌いだ」と言います。

 「あれはあくまで『お笑い』の中でのことで、人をたたくのは決して気持ちのいいものじゃない。(中略)小6と中1の自分の子どもをたたいたこともない」

 蝶野さんは、強さと暴力はイコールではないと考えます。けんかやいじめは、むしろ「強さとは正反対」と話します。では、強さとはいったい何でしょうか?

 蝶野さんは「自分と向き合い、打ち勝つ力」と答えます。

 「勉強でも運動でも何かをやり通そうというときに、不安やプレッシャーと戦い、自分自身の日ごろのがんばりや努力を全て出せるかどうか、それが強さだ。少なくとも俺はリングの上では、相手がどうこうではなく、常に自分自身と戦ってきた」

 今は力が足りなくても、自分の全力を出し切ることで、次につながっていき、その積み重ねが強さを育てると蝶野さんは訴えています。

 皆さんは、このお話を聞いてどう感じましたか?不安やプレッシャーは誰にでも容赦なく襲ってきます。そんな時、自分なりに解決方法を見つけて、立ち向かわなければなりません。6年生からプレゼントされた強さを生かして、日頃から自分と向き合って、打ち勝つ力を日々しっかり鍛えましょう。

 話の最後は、新型コロナウイルス感染症のお話です。オミクロン株への感染がなかなか収まらないので、大阪府に出されていたまん延防止等重点措置が3月21日(月)まで延長されました。皆さんは毎日感染への対策をしっかりしがんばっていますが、これからも、健康観察をする、マスクをする、手を洗う、人との間をあける、換気をする、静かに給食を食べる、用事がないときは出歩かないなどにさらに気を付けて、自分の身をしっかり守ってください。

児童朝会 2.28

☆校長先生のお話

「白い卵より茶色い卵のほうが、栄養があるの?」

 ウクライナという国が大変なことになっています。一日も早く平和的な解決ができるといいですね。

 さて、皆さんは、お家の人に「卵、買ってきて!」などと、買い物を頼まれたことがあるでしょう。スーパーの卵コーナーには、白い卵と茶色い卵のパックが置かれていてどちらを買えばよいか迷ったことはありませんか。たいてい、茶色の方が少し値段は高かったはずです。では、茶色は値段が高いから、栄養が違うのでしょうか?

 1月25日(火)発行の毎日小学生新聞によると、2013年に、アメリカのアンダーソンという科学者を中心にしたチームが、白い卵と茶色い卵に含まれている栄養について調べたということです。その結果、栄養にわずかな違いしかないことを突き止めました。ヒトの健康に影響を与えるほどの違いがないことも分かり、栄養が違うというのは、皆さんの思い込みだったのです。ニワトリには、いろいろな品種があります。品種ごとに卵の殻の色が決まっているだけで、殻の色と栄養とは関係はなかったのです。

 例えば、シュリアという名前の品種は白い卵を産みます。また、ボリスブラウンという品種は茶色い卵を産むのです。以前は、茶色い卵を産むニワトリは餌をよく食べる割には、卵をそんなに産まないので、値段が高くなっていました。今では、品種改良が進み、茶色い卵をたくさん産むニワトリも飼われるようになりました。では、どうして今でも茶色の卵の方は値段が高いのでしょうか?値段が高い方は栄養があると思い込んでいる人が多くてよく売れるのかもしれません。栄養が同じだと分かっても好みで茶色の卵を選んでいる人もいるでしょう。皆さんはどちらを選びますか?これから、お使いに行くときの参考にしてみてください。

 最後はいつも同じ話になりますが、新型コロナウイルスオミクロン株への感染が広がり続けています。皆さんは毎日感染対策をしっかりがんばっていますが、これからも、健康観察をする、マスクをする、手を洗う、人との間をあける、換気をする、静かに給食を食べる、用事がないときは出歩かないなどに気を付けながら過ごすようにしましょう。

児童朝会 2.22

☆校長先生のお話

「最年少5冠 19歳藤井さん王将獲得」

 北京で行われていた冬のオリンピックが一昨日閉幕しました。最終日に行われたカーリング女子は銀メダルに終わって残念でしたが、日本選手が獲得したメダル数は、金3、銀6、銅9の合計18個でした。この数は、今までのオリンピックで一番多かったということです。

 さて、今日は、以前紹介した将棋の藤井聡太さんのお話をします。藤井さんは、7月に棋聖(きせい)、8月に王位(おうい)、9月に叡王(えいおう)、10月には、竜王(りゅうおう)のタイトルを獲得していました。そして、2月12日(土)には、渡辺明・王将に勝ち、王将のタイトルを獲得しました。藤井さんは、19歳6か月で5冠を達成しました。これまで3人達成していましたが、その中で最も若く、羽生さんという方が22歳10か月で達成した記録を更新して、史上最年少の5冠となりました。藤井さんが持っていないタイトルは王座(おうざ)、棋王(きおう)、名人(めいじん)です。

 藤井さんはタイトル獲得から一夜明けた13日の記者会見では、富士山を将棋の目標に例えて「何合目を登っているイメージか」と尋ねられました。すると、「将棋はとても奥が深いゲームで、どこが頂上かは、全く見えないわけで、そういう意味で、森林限界の手前というか、上の方には行けていないのかなとは思います」と答えました。

 とても謙虚な回答だと感じませんでしたか。「驕る平家は久しからず」ということわざがあります。約900年前に栄えた平家一門のように、栄華を極め、勝手気ままにふるまう者は、長く栄えることなく滅びてしまうということを意味しますが、この謙虚さが藤井さんを強くしている秘訣ではないでしょうか。もちろん、将棋の勉強を人一倍しているはずですが…。我々も、藤井さんから多くのことを学ぶことができますね。

 話の最後は、新型コロナウイルス感染症のお話です。オミクロン株への感染がなかなか収まらないので、大阪府に出されていた蔓延防止等重点措置が3月6日(日)まで延長されることになりました。皆さんは毎日感染への対策をしっかりしているので、本当に立派です。しかし、これからも、健康観察をする、マスクをする、手を洗う、人との間をあける、換気をする、静かに給食を食べる、用事がないときは出歩かないなどにさらに気を付けて、自分の身をしっかり守ってください。

緊急 新型コロナウイルス感染症の発生について

この度、本校の教職員1名と児童3名が、新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明いたしました。また、出席停止となった児童に、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者等がいることも判明いたしました。

保健福祉センタ−や教育委員会と連携し、濃厚接触者の特定や消毒作業等を行い、感染の拡大防止対策を図り、安全確認ができましたので、1年2組以外は、通常通り学校の教育活動を行います。

1年2組につきましては、2月23日(水)まで、臨時休業期間を延長させていただきます。

また、個別に連絡が必要な場合は、別途ご連絡を差し上げます。

ご家庭におかれましては、お子様の健康観察を行い、発熱等のかぜ症状がある場合は、学校へご連絡いただきますようお願いいたします。

状況の変化や対応をお願いする場合は、保護者メール等でお知らせいたします。

なお、この件について、うわさや風評被害がないように、冷静な対応をお願いいたします。

大阪市立矢田西小学校 校長 成瀬 守一

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