大阪市立矢田西小学校 めざす子ども像  〜 がんばる子 ともに生きる子 かがやく子 〜

児童朝会 2.22

☆校長先生のお話

「最年少5冠 19歳藤井さん王将獲得」

 北京で行われていた冬のオリンピックが一昨日閉幕しました。最終日に行われたカーリング女子は銀メダルに終わって残念でしたが、日本選手が獲得したメダル数は、金3、銀6、銅9の合計18個でした。この数は、今までのオリンピックで一番多かったということです。

 さて、今日は、以前紹介した将棋の藤井聡太さんのお話をします。藤井さんは、7月に棋聖(きせい)、8月に王位(おうい)、9月に叡王(えいおう)、10月には、竜王(りゅうおう)のタイトルを獲得していました。そして、2月12日(土)には、渡辺明・王将に勝ち、王将のタイトルを獲得しました。藤井さんは、19歳6か月で5冠を達成しました。これまで3人達成していましたが、その中で最も若く、羽生さんという方が22歳10か月で達成した記録を更新して、史上最年少の5冠となりました。藤井さんが持っていないタイトルは王座(おうざ)、棋王(きおう)、名人(めいじん)です。

 藤井さんはタイトル獲得から一夜明けた13日の記者会見では、富士山を将棋の目標に例えて「何合目を登っているイメージか」と尋ねられました。すると、「将棋はとても奥が深いゲームで、どこが頂上かは、全く見えないわけで、そういう意味で、森林限界の手前というか、上の方には行けていないのかなとは思います」と答えました。

 とても謙虚な回答だと感じませんでしたか。「驕る平家は久しからず」ということわざがあります。約900年前に栄えた平家一門のように、栄華を極め、勝手気ままにふるまう者は、長く栄えることなく滅びてしまうということを意味しますが、この謙虚さが藤井さんを強くしている秘訣ではないでしょうか。もちろん、将棋の勉強を人一倍しているはずですが…。我々も、藤井さんから多くのことを学ぶことができますね。

 話の最後は、新型コロナウイルス感染症のお話です。オミクロン株への感染がなかなか収まらないので、大阪府に出されていた蔓延防止等重点措置が3月6日(日)まで延長されることになりました。皆さんは毎日感染への対策をしっかりしているので、本当に立派です。しかし、これからも、健康観察をする、マスクをする、手を洗う、人との間をあける、換気をする、静かに給食を食べる、用事がないときは出歩かないなどにさらに気を付けて、自分の身をしっかり守ってください。

文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
学校行事
4/6 入学式準備