戦争でなくなったものから考える。
12月3日 4年 国語
「世界1美しいぼくの村」を学習しています。きょうのめあては、「戦争でなくなったものとなくならなかったものは何だろう」です。 最後の文は「その年の冬、村は戦争ではかいされ、今はもうありません」と書かれています。 子どもたちは、まず、自分の考えをもちました。なくなったものとして、おいしい食べ物、兄さん、家、果物などが出されました。それをペアで伝え合いました。次は、なくならなかったものです。これはなかなかむずかしく、一生懸命に考えました。そしてグループで交流し、みんなに発表をしました。そしたら、子どもたちは、思い出や景色が出てきました。そうです。見えるものは壊れたのですが、自分たちの心に残っているものは消えない、なくならないのです。 最後のまとめも自分だけのまとめをして授業は終わりました。 子ども同士のつながりはもちろんのこと、自分の考えを伝え、それを友達が受け止める。考え方が違うことを理解し、認め合うことのできる学習でした。 |