自分で決める!「子どもが生きる力をつけるために親ができること(工藤勇一 著 かんき出版)」より、 私が長年、子どもと向き合うなかで、わかったことがあります。 問題行動を起こす子どもに対して、どなったりおどしたりなど恐怖を感じさせる方法では、子どもの行動をけっして変えることはできないということです。 たとえ変わったように見えたとしても、子どもが自律している状態とは言えないはずです。(中略) 道を示したり、子どもに強制したりすることは、あまり意味はないのかもしれません。自分で考え、自分で決める、そんな子どもを育てるためには、本人に「選ばせる」ことが大切です。 親や教師が「叱る」よりも、子どもに未来を「選ばせる」ことが大事! 長原小学校には、子どもから学ぶ「?つのD」があります。それは、 「大丈夫?」 「どうしたん?」 「どうする?(どうしたい?)」 です。 ついつい大人は最後に「こうしなさい!」と指示や指導してしまいがちです。そこで、子どもに「どうする?」と問いかけることで、現状を考えさせ、自分のできることをさせる。これぞ!「やり直し」です。子どもでも大人でも失敗はあります。その時は、その失敗を謙虚に受け止め、次どうするか!を考えることができれば、そこから成長ができます!「自分の道は自分が選ぶ」そして、「自分が選んだことに責任を持つ」それが大人に近づくことではないでしょうか。 |
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