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令和6年3月23日(土)週末コラム
【対談】子どもたちも、大人たちも、みんなが互いを尊重し、信頼し合える学校へ より、

元北海道小樽市公立中学校長 森万喜子
学校法人湘南学園学園長 住田昌治

住田 公立以外にいろんな学びの場が模索されているなか、公立の教員は、自分たちの学校でどうするかをみんなで考えるしかありません。
 そしてそのためには、行政には学校の応援団になってもらわないと。「あれができていない」と指摘するだけじゃなく、「予算はつけるからやりたいことをやってください」とか、「失敗しても大丈夫」と言ってほしい。つまり、学校をリスペクトしてほしいんです。
森 そうそう。でも、自治体によっては、市内の学校すべてが一斉にこれをしないといけないと横並びを重視していたり。やらない学校には指導したり。でも、自校の実態に合っていないものであれば、それをやめないと、余白は生まれないんですよ。
住田 不思議だよね。子どもに対しては「多様性が大事」「人と違うことが大事」と言っているのに、やろうとしていることは一斉画一、みんな一緒。
 それぞれの子どもに個性があるように、学校にも個性があるんです。市内の学校がみんな同じことをしないといけなくて、そのために校長先生がいる、ということじゃないですよね。学校には個性があるんだから、この学校だからこそできることを大事にすることこそが、校長先生の仕事です。
 その学校に合わないことをし続けていると、みんな苦しくなるに決まっているんだから。
森 校長先生のなかには、体面を守ろうとする人もいるけど、こんなにも学校に来られていない子どもがいて、希望にあふれて教師になった若い人が心を病んでという学校の現状を見たときに、校長はどこを向かないといけないか、ですよ。やっぱりまずは子どもの権利を守ることですよ。
住田 これが大前提だよね。そして子どもをリスペクトする学校、子どもをリスペクトする授業や行事をどうしていけばよいかを、みんなで考える学校文化をつくっていく。
 よけいなことはどんどん切っていって、最も優先すべき「子どもをリスペクトするための学校づくり」をみんなで話し合う時間をまずは確保しましょう。
森 校内研修でもこのことについて話し合う時間を一番最初に持ってきてほしい。「自校の子どもたちをどう育てたいか」をみんなで考える。シンプルな話です。
 上から降りてきたものじゃなくて、自校ならではの学びをどうするかを考える方が、みんな元気になるし、燃えますよ。その成果は子どもたちの姿ですぐにわかるから、こんなにやりがいのあることはないですよ。



「長原小学校は変わります」にもあったように、本校の本校らしい学びの創造を、次年度は子どもたちと教職員とサポーターと地域のみなさんとでつくっていきます。
 1週間後の4月1日からは令和6年度の長原小学校がスタートします。それまでの時間を、教職員一人ひとりが新年度の自分をイメージして、「その気」になってつくります。
 みなさん!どんな春休みを過ごしますか?新しい学年になったらどんなことがしたいですか?「その気」を大切に、イキイキしている自分をイメージしてくださいね!
 みんなと会える日を楽しみにしています!
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学校行事
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大掃除
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5/2 歯科検診(全学年)
スマイル集会