未来を生きる子どもたちに・・・「どうせ無理」という言葉は、人の可能性を奪います。興味を持たなくなり、やる前に諦め、考えなくなってしまいます。 「だったらこうしてみたら?」という言葉は、人の可能性を広げます。やったことが無いことに挑戦し、あきらめず、より良くを求めるようになります。 植松電機は自らが思い描き挑戦していくことと、宇宙開発を通して子供達に夢を持つ勇気と自信を持ってもらうことで、人の可能性が奪われない、より良くを求める社会を目指します。 これは、ロケットチャレンジでお馴染みの植松電機社長の植松努さんの言葉です。 その植松さんの素敵なコラムを見つけました。 最近、びっくりするぐらい、先のことを考えられない人が増えている気がします。そういう人は、「すべきことを、すべて指示されてきた人達」です。 考える時間を与えられず、とにかく、びっしり、与えられた課題や、宿題や、運動を、ひたすらしてきた人たちは、思考そのものが困難になってしまうことがあります。 社会人でも、定年退職後に燃え尽きてしまう人が問題になってますが、小学校、中学校、高校と、ひたすら忙しく課題をやってきた人達は、高校を卒業したあたりで、バーンアウトしてしまうことがあります。 おどろくほど、ロボットです。相手がいて、それに反応することはできます。でも、自分一人だと、固まってしまう人達です。そういう人は、これからの社会では、ロボット以下の仕事しかできないかもしれません。 それを防ぐためには、「自主的に行動する時間」を大切にすることです。しかし、かつて、中学校が校内暴力で荒れたときに、子ども達の自由と、権利と、自信と、思考と、時間を奪うことで、学校を安定させることができたと思い込んでいる学校は、いまだにそれをやってしまいます。そういう学校は、子ども達の社会性や将来性ではなく、「学校で問題が起きないこと」が目標になっています。 そういう学校では、未来を予測できない人が育成される可能性が高いです。また、そういう学校で学んでしまった保護者も、自分の子どもを強制的に管理して育てようとして、未来を予測できない人を育成します。 未来に生きる子どもたちに何を伝えますか?何を残しますか?私たち大人の使命は何でしょうか? |
|