種子の発芽と成長 まとめ1
種子の発芽について もう一度 ふり返っておきましょう。
種まきをするときに いくつか 大切なことがありました。 そのうち、土と日光は必ずしもいらないことが分かりました。 (本当は、日光はあったほうが、より強く育つのですが・・・。くわしい話を聞きたい人は先生まで聞きに来てね。) では残った水、適当な温度、空気がない場合は、種子はどうなったでしょうか。 思い出してみてくださいね。 種子が発芽するために必要な養分はどこにあったでしょうか。 種子が発芽する前と 後の「子葉」の部分に「ヨウ素液」をかけて 色の変化を比べました。 種子が発芽する前の子葉にヨウ素液をかけると、子葉が青むらさき色にそまりました。 このことから、発芽する前の子葉の中には( 1)があることがわかりました。 また、種子が発芽した後の子葉にヨウ素液をかけると、子葉の色の変化はありませんでした。 このことから、発芽した後の子葉の中には( 1)がなくなっていることが分かります。 ( 1)は発芽(とその後の成長)のために使われて、なくなってしまうようです。 今回は発芽についてまとめました。では、いつものようにNHKの電子黒板で、自習をしてみましょう。このページの植物の発芽、成長、結実のうち発芽の部分を見てくださいね。 あわせて。教科書の21ページを見て種子に含まれる養分について知っておいてくださいね。 たくさんの種の中にはデンプンが多く含まれます。(これが、上の( 1)の答えです) でも、油のとれる、ゴマやアブラナ、ベニバナなどは脂肪(しぼう)分が多く含まれます。 また、畑の肉とよばれるダイズやラッカセイ(ピーナッツ)、マカデミィアンナッツのようにタンパク質(筋肉の成分になる栄養素)が多く含まれる種子もあります。 いろいろな植物の種には、私たちに必要なたくさんの栄養がふくまれているのです。 |