5月20日(月)は土曜参観の代休です

校長室の窓vol26「学習定着率 〜学びのピラミッド〜 」

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 今回の校長室の窓は、学びのピラミッドの答えです。
 校長室の窓vol24でクイズを出しました。上図が答えになります。子どもたちの学習した内容が定着するためには、一斉学習よりも協働学習を行うことが大切になります。グループで話し合ったり、仲間と共に体験活動をしたりすることが、学力の向上につながります。そして、他者に教えることが最も学習定着率が高くなります。

 私自身の担任経験からも、それは実感しています。私の学級には、「小さな先生」と呼ばれる多くの子どもたちがいました。音楽科のリコーダー、理科の実験、国語科の音読、算数科の九九、体育科の跳び箱やなわとびの学習etc。担任の私の代わりに、「小さな先生」がみんなに教えてくれるのです。

 「小さな先生」たちは、自分の得意分野ですので、自信をもって周りの子どもたちに教えてくれていました。教えることで、さらに自分の理解を深め、どうすれば教えている友だちが上手になるかを学びます。そこで、コミュニケーションの力も育まれるわけです。

 これからも北津守小学校では、様々な協働学習に取り組むことで、子どもたちの学力向上を図り、自他を大切にし、ともに高め合う子どもを育てていきます。

 次回の校長室の窓は、「主体的で対話的で深い学び」についてです。
 10月13日(火)の配信予定です。


校長室の窓vol25「5年生・自然体験学習」

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 今回の校長室の窓は、昨日の5年生の自然体験学習のお話です。
 北津守小学校の5年生の子どもたちは、とても礼儀正しく、話を聞く態度が素晴らしいです。電車の中でのマナーがよく、注意されることは全くありません。また、海洋センターの職員の方の話を聞く態度がよく、何をするべきかを理解して活動していました。
 何よりも、みんなの良いところは、友だちを思いやる優しさと言えます。少ししんどくなった友だちへの声かけ、活動を仲間と一緒に頑張ろうとする態度。砂浜遊びでは、無邪気に友だちと海水をかけ合ったり、砂浜を駆け巡ったりする素敵な姿も見られました。中には、少しばかり海水を浴び過ぎた子どもたちもいたようですが・・・。
 校長先生も、友だちと楽しんだり、みんなで喜んだり、仲間と一生懸命に頑張ったりするあなたたちの姿を見ていると、とても嬉しい気もちになりました。この経験は、これからの君たちの学校生活にとっても、貴重なものとなるでしょう。仲間とともに助け合い、支え合い、高め合える北津守小学校の5年生。あなたたちのますますの活躍を期待しています。
 
 次回の校長室の窓は、「学びのピラミッド」の答えです。
 10月9日(金)の配信予定です。

校長室の窓vol24「学習定着率」について

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 今日の校長室の窓は、「学習定着率」についてのお話です。上図をご覧ください。これは、アメリカ国立研修センターという教育関係機関が提唱している「学びのピラミッド」と言われるものです。

 学習者がどのような形で学習すると、学んだ内容が定着するのかを表すピラミッドです。講義や読書、視聴覚機器を使った学習形式では、20%しか定着しません。一斉学習と言われる学習形式では、学習した内容はなかなか定着しないのです。

 一方、協働学習と言われる友だちや仲間と協働して学んでいく学習形式では、定着率が50%を超えてきます。ここで、クイズです。さて、1〜3には、どのような学習形式があてはまるでしょうか。下記のA〜Dの中から選んでください。

 A 話し合う(グループで学び合う)
 B 書写(学んだ内容を書き写す)
 C 他者に教える(学んだことを他者に伝える)
 D 体験学習(自分や仲間と体験して学ぶ)

 後日、校長室の窓で、正解を発表します。

文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
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