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器楽部会の実践(3)

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【4】木琴の演奏に楽しく出合うための工夫
子ども達にとって身近な楽曲を取り上げることで、楽しみながら演奏に取り組もうとする意欲を高める。
実践例 4 教材「映画 シン・ゴジラより ゴジラのテーマ」 3学年
○主旋律をリコーダーで演奏する。 
○木琴の奏法について説明し、全員が木琴の演奏を体験する。
○木琴の和音進行をゴジラの足音に見立て、曲の感じを生かして演奏する。

★順番に演奏する場を設定したことで、自然と教え合う姿が見受けられた。
★読譜の苦手な子どももいるので、木琴の和音進行を色分けした楽譜をしようしたところ、スムーズに演奏に取り組むことができた。 
★G〜Dの左手だけの運指で主旋律を演奏できるので、リコーダー奏に苦手意識のある子どもも楽しんで演奏することができた。
★3学年が学習する2/4拍子・3/4拍子が1曲にあり、曲想の変化を自然と感じ取ることができた。
★木琴のパートが、4度の和音で進行しているので、無理なく両手で演奏することができた。
★立奏用木琴を演奏する際、子どもの身長に合わせて踏み台を使用したことで、打点が安定し、無理のない姿勢で演奏することができた。

器楽部会の実践(2)

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【3】鑑賞曲にあこがれをもって演奏しようと意欲を高める工夫
いろいろな音を楽しみながら演奏に取り組もうとする意欲を高める。
実践例 3 教材「シンコペーテッド クロック」「きらきらぼし」 1学年
○楽器の音色やリズムに気を付けながら聴き、楽曲全体の気分を楽しむ。
○鑑賞曲に合わせて、ウッドブロック・トライアングルの演奏を楽しむ。
○範奏を聴いたり、正しい奏法を見たりして様々な音の鳴らし方を楽しむ。
○鉄琴や鍵盤ハーモニカで演奏して楽しむ。

★初めていろいろな楽器を演奏し、友達と一緒に演奏することが楽しいと感じることができた。
★音遊びを通して、順番に演奏することや友達と教え合うことを自然と身に付けることができた。
★楽曲の一部分だけを演奏するようにしたので、演奏自体に負担がなく誰もが楽しんで取り組むことができた。

器楽部会の実践(1)

(1)器楽部会の取組について
「心に響く器楽奏の素晴らしさを共に感じて〜表現する楽しさ、聴いてもらう喜びを大切にした活動〜」というテーマのもと、実践を重ねた。

[視点1] 表現と鑑賞の一体化を意識した指導法および、個と集団を生かした学習活動を工夫する。
[視点1]について
【1】拍に合わせてリズムと旋律を演奏する楽しさを味わう工夫
リズミカルな音楽にのりながら、楽しく手拍子や旋律を演奏することで合奏の基礎を養う。
実践例1 教材「クラッピング ファンタジー第7番 楽しいマーチ」4学年
○階名唱をし、曲想を共有する。
○リズム譜を理解するために、リズム唱をする。
○手拍子1・手拍子2に分かれ、互いのパートをよく聴き合いながら練習する。
○鍵盤ハーモニカの旋律とピアノ伴奏をよく聴きながら、リズムアンサンブルを楽しむ。

★鍵盤ハーモニカの扱い方(持ち方・片づけ方)や奏法(タンギング・息の入れ方・運指)の確認ができた。
★リズム譜に慣れ、拍の流れを意識して演奏することができた。
★ペアやグループの活動を多く取り入れたことで、相手を意識して演奏する姿勢が身に付いてきた。
★鍵盤ハーモニカの旋律と手拍子のアンサンブルとがうまく溶け合う音楽を楽しむことができた。
★楽曲の構成(A⇒B⇒A)を理解することができた。

【2】高学年でも、小物打楽器の演奏に楽しく取り組める工夫  
基礎・基本の奏法を身につけて、よい響きを意識して演奏する力を養う。
 実践例 2 教材「クラッピング ファンタジー第4番 ギャラクシー 
〜銀河をこえて〜」5学年
「クラッピング ファンタジー第6番 ヘッドウィンド〜風に向かって進め〜」6学年
○階名唱をし、曲想を共有する。
○リズム譜を理解するために、リズム唱をする。
○問いと答えなどの音楽の仕組みを知る。
○タンブリン・カスタネット・トライアングル・すずの奏法について説明し、全員が演奏(手拍子1・手拍子2のパート)を体験する。
○鍵盤ハーモニカのパートをリコーダーで演奏し、派生音の運指に慣れる。
○曲想の変化や楽器の音色・重なり合う音の響きの違いを味わいながら演奏する。

★ 基礎・基本の奏法をていねいに指導したので、正しい奏法を身につけ、よい響きを
意識して演奏することができた。
★ 繰り返しからなるリズムパターンを取り上げたことで、リズム譜を読めるようにな
った。
★ 拍を感じながら合奏を楽しむようになった。

歌唱部会の実践(5)

(4)成果と今後の課題
【1】成 果
ア、歌詞の内容をイメージしたり、表現の工夫を共有したりするために、視覚化を図った。その結果、学習への興味・関心を高めるとともに、児童の表現の幅が広がった。
イ、主体的な音楽活動を促すために、ペアやグループなど、学習形態の工夫を行った。お互いに聴きあったり、アドバイスをしたりする活動は、楽しんで歌うことの支えとなった。
ウ、音楽集会を通して全校児童で歌うことで、歌声に対する意識が高まり、楽しんで音楽活動をする児童が増えた。
  
【2】今後の課題
ア、音楽に対する思考を深めることができるような学習活動を工夫する。
イ、楽曲分析の仕方や曲想表現を高めるための指揮法についての研修を深める。
ウ、児童の歌う意欲や伝えたい思いを喚起できるような魅力的な楽曲を開拓する。

歌唱部会の実践(4)

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(3)〔視点2〕について
(1)全校で歌う楽しさを養うための工夫(音楽集会)
実践例 8 教材「ほら、つながった」「ハンドサイン」「ぼくらのエコー」 全学年
○1学期末(7月上旬)に全校音楽集会を実施した。集会委員会の児童が、1〜4年生の各クラスに、朝の時間を使って、あいさつソング「ほら、つながった」の振り付けを伝える活動を行ったり、当日に歌う2曲を給食の時間に全校放送で流したりして、学校全体で音楽集会を盛り上げる工夫を行った。

★全体的に、どの学年も無理なく、計画的に進行することができた。あいさつソングの振り付けは予想していたより高学年は恥ずかしがらずに取り組んでいた。
 当日のあいさつソングは全学年で楽しく歌い、表現することができた。また、そのあとに取り組んだハンドサインによる発声練習では、4~6年生が協力してハーモニーをつくり、低学年のお手本となった。最後に、NHKコンクールの課題曲を全学年で歌うことで一体感を生み出すことができた。


実践例 9 教材「さがそう地球の宝物」「ありがとうの花」ほか 全学年
○全校で共通の音楽体験をすることで、音楽の楽しさや感動を味わい、音楽活動の幅を広げるようにした。
○「今月の歌」を毎月一曲決め、朝の会や終わりの会など各学級の実態に合わせて、毎日歌うようにした。「今月の歌」は行事や季節と関連させ、より歌の雰囲気が感じられるようにした。
○音楽集会毎にテーマを決め、集会で紹介し、わかりやすい掲示物にして各学級に配布した。

例)第一回目のテーマ:姿勢 掲示物:ピノキオ(頭頂部を引っ張られているように高い位置に保つ)とウルトラマン(胸を張り、腕は体側)
○「幸せのリズム」では、間奏でボディパーカッションを取り入れ、拍の共有をより感じられるようにした。
○5・6年生は主旋律に十分に馴染んでから、アルトパートにもチャレンジした。
○学年を越えて、感動を共有するために学年発表の場を設けた。各学年の素晴らしい発表を聴くことで、お互いによい刺激となった。

★各学年の実態に応じて、楽しみながら歌ったり、発表に向けて一体となって練習に取り組んだりする姿が見られた。月に一回であるが、歌声を合わせる喜びを感じて、毎月楽しみにしながら「今月の歌」に取り組む姿が見られた。


実践例 10 教材「グッデー・グッバイ 」「ありがとうの花」ほか 全学年
○学期ごとの音楽集会や、「歌声交流会」、「春音〜届け私たちのメッセージ」で1年から6年までの互いの演奏を聴き合い、高学年の美しい演奏を聴いて憧れをもったり、また、低学年のかわいい演奏を聴いて懐かしく感じたりしながら、学校全体として、響きの統一を図るようにした。 
○5・6年が出演した音楽交流会では、曲のイメージや歌詞の表す意味を、テンポや強弱、バランスを工夫することにより、楽譜をどう再現していけばよいかという表現方法と指揮に合わせることの大切さを学ぶことができるようにした。

★音楽交流会では、曲想表現の楽しさや多くの人に伝える喜び、全力で表現することの感動を味わった。また、他校の演奏を聴くことで、表現の多様性やそれぞれの表現のよさに気づくことができた。 
★11月に、札幌交響楽団が本校に来校し、数々の名曲を聴かせてくださった。「おもちゃのシンフォニー」で子どもたちがオーケストラと一緒に演奏したり、ハンガリー舞曲第5番を指揮させていただけたりと夢のようなひと時であった。子どもたちの感想には、「最初の音が鳴った瞬間、からだが宙に浮いた感じがしました」「ぞくぞくの連続でした」「もっと聴いていたいと思いました」「わたしも指揮がしたかったです」など、すばらしい演奏に直に触れた喜びに溢れていた。
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