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鑑賞部会の報告(6)

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 実践例 10 教材 雅楽「越天楽」 日本古曲 6年
 日本の伝統的な音楽や楽器に関心を持ち、音色や旋律を感じ取って聴くことができるようにする。また、地域の神社で演奏している雅楽師を招き、楽器等の説明や実際の演奏を聴き、雅楽のよさを味わう。
○「越天楽今様」を歌唱したりリコーダーで演奏したりして旋律に親しむ。
○雅楽「越天楽」を聴き、感じたことや気づいたことをまとめ、交流する。
◯個々の楽器の掲示物を見たり音色を聴いたりして、演奏形態や使われている楽器について知る。
◯雅楽師の演奏する吹き物(篳篥・笙・竜笛)の音色を聴く。
◯楽器の構造や音が鳴る仕組みについて、演奏する楽器を見ながら説明を聞く。
◯雅楽師とともに、リコーダーで「越天楽今様」を演奏する。

★雅楽師が演奏する吹き物の音色は子どもたちの心を大きく動かし、雅楽に対する興味・関心がより一層高まった。
★子どもたちが雅楽師と一緒に演奏できたことで、日本古来の音楽の雰囲気を味わうことができた。

鑑賞部会の報告(7)

成果と今後の課題
(1)成果
○題材全体で学習する共通事項を焦点化し、ねらいをしぼった聴き方をすることで、楽曲の特徴や演奏のよさを味わいながら聴くことができるようになってきた。
○図形楽譜の活用や、身体表現、グループ活動などの学習形態を工夫することで、それぞれが感じ取った音楽の特徴を共有でき、より理解を深めることにつながった。
○楽曲から感じ取ったことを、音楽を通したやりとりによって確かめていくことで、言語活動だけにとどまらない、より主体的な学びへと導くことができた。

(2)今後の課題 
○音楽的な要素や曲想の感受、それらの関わりへの理解を深める指導法の研究をさらに進めていく。
○ICTの効果的な活用を検証していく。
○鑑賞領域についての指導法の浸透を図っていく。

研究主題と研究の視点

伝え合い 高め合い 心に響く音楽学習をめざして
― 音楽を学ぶ喜びを感じて ―

視点1
表現(歌唱・器楽・音楽づくり)及び鑑賞の活動を通して、基礎的・基本的な音楽的素養を高め、自らの感性を磨くとともに、個と集団を生かした主体的な音楽学習を創造する。
○ 基礎的・基本的な能力を着実に育てる指導法の研究
○ 表現・鑑賞活動と共通事項の認識をリンクさせた指導展開の工夫
○ 音楽の楽しさや美しさを共感できる指導方法の工夫
○ 個と集団の深まりを追究した指導形態の工夫
○ 課題に迫る多様な評価活動をとり入れた指導過程の工夫
○ 言語活動や新しい素材を有効的にとり入れた音楽活動の展開

視点2
文化としての多様な音楽のよさに触れ、音楽の美しさに感動し追求する心を育てるとともに、生涯を通して音楽を愛好する心情を養う。
○ 心に響く価値ある音楽教材の活用及び学習展開の工夫
○ 共通事項と曲想との関わりを意図した創造的な音楽活動の充実
○ 学年・学級を超えた異学年交流による学校音楽活動の展開
○ 地域の特色や教育力を生かした音楽文化体験活動の活性化
○ 他校種間との連携による音楽体験交流の設定
○ 郷土大阪やわが国の伝統音楽体験活動の充実
○ 人権・国際理解・道徳教育に有効的に働きかける音楽活動の展開

各領域部会のテーマ

【歌唱部会】
 歌うことの喜びを感じ、主体的に表現する児童をめざして
  〜歌うって楽しいな!〜

【器楽部会】
 心に響く器楽奏の素晴らしさを共に感じて
  〜表現する楽しさ、聴いてもらう喜びを大切にした活動〜

【音楽づくり部会】
 つながりを大切にした音楽づくり
  〜つくり、伝え、つながる楽しさや喜びが味わえる授業〜

【鑑賞部会】
 心に響く音楽の味わいをめざして  
  〜聴く喜びを大切にした活動 〜

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