「ふしぎだな」「なんでだろう」と感じる心を育てよう
- 公開日
- 2015/04/13
- 更新日
- 2015/04/13
校長室から
4月13日(月)
入学式には、まだきれいに咲き誇っていた桜の花でしたが、風に乗って桜吹雪が見られる頃となりました。道路にはピンク色の桜の花びらのじゅうたんができています。でも
よく見てみると、その中に、きれいな形のままの桜の花がいくつか混じっています。
どうしてかなあと桜の木を見上げてみると、スズメが花をちぎっているように見えました。さらに観察を続けると、桜の花びらをつつくのではなく、がくの方からちぎっているのが見えました。スズメが桜の花の蜜を吸うのだろうかと調べてみると、「各地で空き地が減り、この時期のエサがさらに減り、桜の蜜を吸う行動がスズメの中で広がってきているのではないか」という記事を見つけました。
また、桜の花をよく見ると、花びらが5枚、めしべが1つ、おしべはたくさんありました。毎年見ている桜ですが、どうして花の形でおちているのかなあと思ったことから、新しい発見がありました。
ソメイヨシノは葉桜になりつつありますが、かわって八重桜が満開を迎えようとしています。よくみるとまた新しい発見があるかもしれません。子どもたちにも身の回りの出来事をよ〜く見て「ふしぎだな」「なんでだろう」と感じ、調べてみる習慣をつけてほしいと思います。