水木しげるさんのことば「好きの力」より
- 公開日
- 2015/12/21
- 更新日
- 2015/12/21
校長室から
12月21日
「好きなことをやるのは当たり前、だって、その方が頑張れるもの。でも、それだけじゃだめ。頭を使って、知恵を振り絞らないと。成功するんだという強い意志をもって努力しないと」
この言葉は、先日、亡くなった「ゲゲゲの鬼太郎」の作者で有名な漫画家である水木しげるさんの言葉です。水木しげるさんは大阪生まれの鳥取育ち、若い時、戦争で片腕を失ってしまいます。その後、人一倍努力して漫画家となり多くのヒット作を描きました。みなさんもこの水木しげるさんの描いた妖怪を見たことがあると思います。
境港という町には、水木しげるロードと言われる通りがあり、たくさんの妖怪のブロンズ像が飾られていますし、水木しげる記念館もあります。
また、水木しげるさんはこうも言っています。「熱中する能力、いわば『好き』の力ほど、人生を生きていくうえで大事なものはないように思う」というのです。水木しげるさんは、漫画=妖怪を描くことが好きで、それを力、エネルギーとして一生の仕事としてきました。
みなさんは、熱中することや好きなことをもっていますか?好きなことや自分の夢を実現するために、「好きの力」を自分のエネルギーとして使っていますか。友だちに意地悪したり、ケンカをしたりするような間違ったエネルギーの使い方をしている人はいませんか。
みなさんには、ぜひ「好きの力」をもってほしいと思います。