大阪市立堀川小学校

失敗は成功のもと、あきらめずに頑張ろう!

公開日
2016/02/22
更新日
2016/02/22

校長室から

2月22日
 京都大学でネズミを使った実験をしたそうです。その内容は、迷路をつくってネズミを歩かせ、出口を見つけてゴールする速さを計るという実験です。
 ネズミは、迷路の中を一生懸命、出口を探して動き回ります。何度も行き止まりに合いながら、何回も試してやっと出口を見つけてゴールします。それを何回も繰り返しさせるそうです。
 この実験の結果はこうです。迷路に迷ってゴールになかなかたどりつけなく失敗を何回もしながら、やっとゴールする。そんな失敗を多くしてゴールできるようになったネズミの方が失敗をあまりせずにゴールしたネズミより、最後の方は早くゴールできるようになるというのです。
 このことでわかったことがあります。はじめに失敗をたくさんして学んだ方が、たまたま成功して身に付くより、しっかり身に付くようになる。つまり、失敗の経験が生かされるほどしっかりと学習したことが身に付くというのです。
 さて、これはネズミだけの研究ではありません。どうやら、人間にもそのことは当てはまるそうです。
 そこで、みなさんにぜひ言いたいことがあります。失敗をしたからもうあきらめるではなく、何回失敗してもあきらめることなく繰り返し挑戦してみることを大事にしてほしいのです。失敗が多いほど身に付くものも多いのです。