大阪市立堀川小学校

「堀川幼稚園 ありがとう」の記念碑ができました

公開日
2016/02/29
更新日
2016/02/29

校長室から

2月29日
 うるう年というのは、2月が29日まである年を言い、その年は、普通の年より1日多い366日となります。
 この1年の長さは、地球が太陽のまわりを一回りするのにかかる日数のことです。
 しかし、これをくわしく調べると、地球が太陽のまわりを一回りするのにかかる日数は、365日と約6時間なのです。つまり、1年を365日にすると、毎年6時間ずつ、実際の季節がカレンダーよりずれてしまうことになります。1年に6時間ですから、4年で24時間、つまり1日だけずれるわけです。そこで、4年に1回うるう年をつくって調節しているのです。今日、2月29日は、その調整する日、うるう日です。
 ところで、みなさん、先週、学校の運動場にいままでとは違うものが置いてあることに気が付きましたか。
 南側校舎の横、藤棚の前に「堀川幼稚園 ありがとう」と書いた大きな石碑が置かれました。気が付いていましたか。この石に刻まれた字は、大阪天満宮の権宮司さんに書いていただいたものを石に写しとったものです。
 実はこの石碑は、堀川幼稚園がなくなる記念として置かれたものです。そして、「堀川幼稚園 ありがとう」という石に刻まれた言葉は、堀川小学校の皆さんに堀川幼稚園が閉園になってなくなる式にふさわしい名前を考えてもらって決めた言葉です。
 129年続いた堀川幼稚園の思い出、ここに堀川幼稚園があった証として記念に残すものです。みなさんの心から「ありがとう」という気持ちが伝わってくる大切な記念碑です。
 3月26日の土曜日には、園舎に「思い出をえがこうという会」を行います。みなさんの堀川幼稚園ありがとうという思いを言葉や絵にしてください。たくさんの人に参加してもらいたいと思います。
 今年の10月ごろには、幼稚園の園舎は取り壊されてなくなってしまいます。取り壊されてもこの記念碑があります。将来、みなさんは、ここに堀川幼稚園があったことを知る貴重な証人となるのです。
 幼稚園がなくなった後は、小学校の運動場として使わせていただきます。新しく雲梯やのぼり棒、砂場もできます。工事中は運動場が少し狭くなりますが完成を楽しみにしておいてください。