人が生きていくために大切な三つの智(島崎藤村の言葉より)
- 公開日
- 2016/03/22
- 更新日
- 2016/03/22
校長室から
3月22日
今から100年ほど前に、数々の名作を生み出した島崎藤村と言う作家(物語を書く人)が次のように言っています。「人の世に三智ある」意味は、人が生きていくために必要な智が三つあって、一つ目は「学んで得る智」、二つ目は「人と交わって得る智」、三つ目は「自らの体験によって得る智」であると言うことです。
智とは智恵・知識のことで、人が生きていくために必要なものです。このことを皆さんに当てはめて考えます。
皆さんにとって一つ目の「学んで得る智=智恵・知識」とは、学校で先生から教えてもらうことで得る智です。1時間1時間の授業を大切に、先生や友達の話をしっかりと聞き、自分の意見もちゃんと発表して勉強することで様々な知識が身に付けることが大切です。
二つ目の「人と交わって得る智」とは、友だちや周りの人たちと仲良く協力して活動することで得る智です。人は皆、性格や考え方が違いますいろいろな人たちと仲良くすることで、知識がさらに深まります。
三つ目の「自らの体験によって得る智」とは、いろいろなことをやってみることで新しい発見やできるようになることで得る智です。難しそうだけどやってみよう、しんどそうだけど挑戦してみようという気持ちでいろいろなことをやってみることで、しっかりとした知識が身に付きます。
皆さんが今、これら三つの智=知識を身に付けることは、これから自分が生きていく上で大きな力になります。
3学期も3日となりました。皆さん一人一人が自分のこの1年を振り返ってみましょう。
今日校長先生がお話しした「三つの智」足りなかったなあと思った人は、早速今日からチャレンジしてみましょう。