小学生の仕事は、勉強すること
- 公開日
- 2016/04/25
- 更新日
- 2016/04/25
校長室から
4月25日
皆さんのお家の人が仕事に就いて働いておられるように、小学生にも仕事があります。小学生の大切な仕事って何でしょうか?
そう、勉強することですね。でも、勉強するって一体何をすることでしょうか。
「勉強する」とは、「今までできなかったことを、できるようにすること」を言います。
算数の計算ができるようになる。教えてもらった新しい漢字を何度も練習して書けるようになる。算数や国語だけではありません。社会見学に行って初めて見たことで分かったことが増える。体育で逆上がりやなわとびの二重とびができるようになることなども、今までできなかったことができるようになった。つまり、頑張って勉強した結果です。すばらしいことですね。できなかったことができるようになることは、とてもうれしいことです。これは、校長先生のような年になっても同じです。
でも、人によってできるようになるスピードは違います。早くできるようになる人もいれば、時間がかかる人もいます。時間がかかる人は、いったんできるようになるとしっかり身に付いているそうですよ。
では、お友だちとの関係で勉強していますか。「今までできなかったことが、できるようになった」ことはありますか。どうでしょうか。仲良くできなかったのが、仲良くなった。友だちに親切にできた。・・・・など、できるようになったことが増えていますか。実は、お友だちとの関係でも、もっともっといろいろな勉強して「できなかったことが、できるようになってほしい」と校長先生は思っています。
仲間はずれにしたり、物を隠すなどの意地悪したりしている人はいませんか。そんな人は、心の勉強が足りないも知れません。もちろん国語や算数の勉強は大切です。でも、心の勉強の方がもっと大切ではないかと思います。