大阪市立堀川小学校

運動会を晴れにしてくれた「てるてる坊主」

公開日
2016/05/31
更新日
2016/05/31

校長室から

5月31日
 運動会、よく頑張りましたね。それぞれ、思い出に残るいい運動会になったと思います。運動会の思い出とともに、皆さんには、身に付いた大切なものがあります。
という話をしました。3つあります。覚えていますか。
 ◆あきらめずやれば、必ずできるという自信。
 ◆友だちのいいところやすごいところを見つける力
 ◆そして、仲間との信頼関係やチームワークが大切であるという気付きです。
 身に付いたものを、これからの学校生活に生かしてほしいと思います。
 さて、運動会の準備をした金曜日、日曜日に雨が降るらしいという天気予報を知って、大きなてるてる坊主を作って門のところにつるしておきました。そのお蔭で雨も降らず、無事運動会をすることができました。
 どうやら、てるてる坊主には、本当に不思議な力があるようです。
 そこで、「てるてる坊主」について調べてみました。そもそも、「てるてる坊主」は、今から1000年くらい前に中国から伝わったものだそうです。はじめは、紙に箒を持った女の子をかいて、それを切り抜いてつるしていたようです。女の子が雨雲を箒で掃いてどこかへやってくれると信じられていたからです。それが、いつしか「てるてる坊主」と言われるように、女の子から魔力をもったお坊さんになったということです。「てるてる坊主」は、もともとは女の子だったんですね。校長先生も知りませんでした。
 いろいろ調べてみると、初めてわかることがたくさんあります。校長先生のような年になっても、知らないことはたくさんあります。不思議に思ったことは、調べてみること。これはとても大切なことです。ぜひ、みなさんも不思議に思ったことは、そのままにせずに調べてみてください。