スーパーマーズ、5月31日に火星が地球に大接近しました
- 公開日
- 2016/06/06
- 更新日
- 2016/06/06
校長室から
6月6日
5月31日は、スパーマーズでした。スーパーは「超」マーズは「火星」、つまり「超大きな火星」の日でした。
火星が地球に大接近して、小さい時の20倍くらい大きさで見えたのです。5月31日から1週間ほどは、赤く大きな火星を見ることができました。みなさんも、火星を見ましたか。
では、なぜ火星は、大きく見えたり小さく見えたりするのでしょうか。
火星の軌道は、やや楕円になっているため、地球との距離が変わり、時には大きく、また時には小さく見えるのだそうです。今回の最接近では、地球との距離は7528万kmとなり、11年ぶりの大接近だそうです。火星は、日が沈んでから南東の空に上がり、夜にかけて南の空へと移動します。まだ見ていない人は、ぜひ、お家の人と一緒に見てください。南の空に赤く輝く大きな星です。
さて、火星は私たち住んでいる地球と同じく、太陽の周りを回っている星で太陽系の惑星です。よく太陽系の惑星は、水・金・地・火・木・土・天・海と並べて覚えられています。水(水星)・金(金星)・地(地球)・火(火星)今日お話しした火星です・木(木星)・土(土星)・天(天王星)・海(海王星)の順です。
これらの星は、私たちが普段見ている星とは違った動きをしているのを知っていますか。普段、私たちが夜に見ている星は、東から西へと並んだ形を変えずに動いています。これらは、星座として名前が付けられているのを知っているでしょう。星占いなどにもよく使われますね。私たち人間は星座を大昔から方角や季節を知るための目印にしてきました。でも、惑星は、これらの星とは違った動きをしています。妙な動きをしているのです。だから方角や季節を知るための目印にはならない、私たちを惑わせる星です。だから惑わせる星と書いて惑星と言います。
この他にも、夜空の星にはたくさんの不思議があります。みなさんも、ぜひ調べてみてください。