大阪市立堀川小学校

感奮興起「心のスイッチをオンにしよう!」

公開日
2016/07/11
更新日
2016/07/11

校長室から

7月11日 
 感奮興起(かんぷんこうき)という言葉があります。心に深く感じて奮い立つこと、つまり「そうか、よ〜し、やってみるぞ!」と思うことです。みなさんも「そうか、よ〜し、やってみるぞ!」と思った経験があるでしょう。
 筑波大学の先生で村上和雄という先生がいます。この先生は、分子生物学者で遺伝子の研究で有名な人です。この先生が「スイッチ・オン」の生き方の中に「感奮興起」という題でこんな文章を書いています。
 ◇◇◇◇◇◇◇◇
人間の目は、不思議な目
見ようという心がなかったら、見ていても見えない。
人間の耳は、不思議な耳
聞こうという心がなかったら、聞いていても聞こえない。
頭もそうだ!
はじめからよい頭、わるい頭の区別があるのではないようだ。
「よし、やるぞ!」と心のスイッチが入ると
頭もすばらしい働きをし始める。
心のスイッチが 人間を 
つまらなくもし、素晴らしくもしていく。
電灯のスイッチが 家の中を明るくもし、暗くもするように
 ◇◇◇◇◇◇◇◇
 このことは、学校でみなさんが学習する時にも当てはまります。
 みなさんは毎日、心のスイッチを入れてオンにしていますか?
 ぜひ、学校へ来たら自分で心のスイッチをオンにして「よ〜し、やってみるぞ!」という気持ちにしてください。今までに見えなかったものが見え、聞こえなかったものが聞こえるはずです。そうすると、新しい発見や感動がたくさん生まれますよ。