秋の交通安全運動が始まります(9/21〜30)
- 公開日
- 2016/09/13
- 更新日
- 2016/09/13
校長室から
9月12日
1年間で4,117人、1日11人、これは昨年度に日本中で交通事故によって亡くなっている人の数です。交通事故にあわないように自分の命は自分で守る力をつけることが大切です。多いですね。でも、今から50年くらい前は、何と1年で16,000人ほどの人が亡くなっていたと言いますから、これでも4分の1まで減ったのです。
さて、自分の命は自分で守ると言いましたが、どうすれば交通事故にあわずにすむのでしょうか。
今から校長先生が標語を3つ読みますので考えてみましょう。
◇あぶないよ よそ見飛び出し ふざけっこ
◇わたるとき 目と目を合わせて 事故防止
◇自転車も 乗れば車の 仲間入り
「あぶないよ よそ見飛び出し ふざけっこ」
狭い道から広い道に、または交差点によそ見をしていたりふざけたりして飛び出す。最も危険な行為です。狭い道から広い道へ出るとき、交差点に出るときは決して飛び出してはいけません。車は急に止まれません。時速50キロで走っている車は、急ブレーキを踏んでも止まるまで30mいるそうです。
学校の前の道路を走っている車は50キロ以上のスピードで走っています。
「わたるとき 目と目を合わせて 事故防止」
これは、交差点や横断歩道で道路をわたるときは、いったん止まって右・左・右を確かめてわたりますね。わわたり始めた時に車がゆっくり近づいてきたら、しっかり運転手の顔を見て目と目と合わせて、止まってくれることを確かめてからわたりなさいということです。運転手を目と目を合わせることをアイコンタクトと言います。車が止まってくれるかどうかを判断するためには、このアイコンタクトがとても大切です。
「自転車も 乗れば車の 仲間入り」
実は自転車は法律的には、歩行者ではなく車と同じです。車の走る方向と反対に走ったり、歩道を歩いている人にぶつかったりしないように乗らなくてはいけません。暗くなったらライトをつける、後ろには反射鏡をつけていないといけません。もちろん小学生以上の2人乗りは違反です。最近では、自転車が歩行者にぶつかる事故が多くなっています。歩行者をけがさせると車と同じですので罰則があります。
この3つの標語を、しっかり頭の中に残しておいてくださいよ。そして、これからも事故にあわないように「自分の命は自分守る力」をつけてください。