「継続は力なり」住岡夜晃の言葉より
- 公開日
- 2016/10/31
- 更新日
- 2016/10/31
校長室から
10月31日
みなさんは「継続は力なり」という言葉を知っていますか。実は、この「継続は力なり」と言う言葉は、今から100年ほど前、大正から昭和の初めにかけて活躍した住岡夜晃(すみおかやこう)という人の「讃嘆(さんだん)の詩(うた)」という詩の一部です。
それは、こんな詩です。
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青年よ強くなれ
牛のごとく、象のごとく、強くなれ
真に強いとは、一道を生き抜くことである
性格の弱さを 悲しむなかれ
性格の強さを 必ずしも誇るに足らず
「念願は人格を決定す 継続は力なり」
真の強さは 正しい念願を貫くにある
怒って腕力を振るうがごときは 弱者のいたれるものである。
悪友の誘惑によって堕落するがごときは 弱者の標本である。
青年よ強くなれ 大きくなれ
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みなさんがわかるように簡単に言いかえますよ。
青年とは皆さんのことですね。みなさん、強くなりなさい。
牛のように、象のように、強くなりなさい。
本当に強いというのは、一つのことをずっと続けるということです。
自分は気が弱いと言って 悲しむことはありません。
また、自分は気が強いということは、絶対自慢できるとは限りません。
「こうなりたい、これをしたいと目標をしっかり持つことは人の性格を決めます。ずっとやり続けることはその人にとって、とても力になります。」
本当の強さは、正しい目標を持ち、それをやり通すことです。
怒って友だちを叩くのは、弱い人です。
悪い誘いに負けて人をいじめたり、物をとったりするのは、弱い人です。
みなさん、強くなりなさい、そして大きくなりなさい。
目標を持って、ずっと続けていることがある人はそのままがんばりましょう。まだ、何もないという人は、今日から目標を決めて毎日続けましょう。そして、心の強い人になりましょう。
明日から11月です。寒くなってきます。なわとび運動など体を鍛える運動にも継続して取り組んでほしいと思います。