１１月１４日
　今日の夜の月は、今年一番大きく見える満月「スーパームーン」になるそうです。月は一つしかないのにどうして大きくなったり、小さくなったりするのでしょう？
　地球から月までの距離は約３８万キロメートル、赤道の周りを１０周したくらいの距離にあります。月は地球の周りを回っています。回っている道筋のことを軌道と言います。この軌道がまん丸ではなく、楕円形（ラグビーボールのような長丸）をしています。だから、３８万キロメートルより近くなったり、遠くなったりします。地球から近いところを通っているときは月が大きく見えるのです。
　今日の夜１０時５２分、地球と月の距離が満月としては６８年ぶりとなる距離まで近づき、大きく明るく見えるそうです。ただ、今日はお天気が悪く大阪ではスーパームーンが見えないかもしれません。
　地球と月が今日の満月より近づくのは１８年後の２０３４年１１月２６日だそうです。１年生が２５歳、６年生は３０歳になったときです。
　月は夜の空を見上げると見ることができるのですが、月のことを皆さんどれくらい知っていますか？月の大きさは地球の約４分の１、重さは地球の８１分の１、月の赤道部分は、昼は１１度、夜は−１７０度とその差は２００度以上あるそうです。大きさ以外にも形も変わって見えますね。なぜ、三日月、半月、満月と形が変わるのか？６年生は今ちょうど理科で学習しているので知っていますね。その他にも月はどうしてできたのか？など不思議がいっぱいあります。ぜひ、調べてみましょう。