ポジティブシンキングをしよう 【放送朝会】
- 公開日
- 2016/12/12
- 更新日
- 2016/12/12
校長室から
12月12日
「どうせ、できないから」「仕方ないんだ」というように、物事を悪いようにとる人はいませんか?
このように物事を悪い方に受け止める考え方をすることをネガティブシンキングと言います。それに対して、物事を良い方向に前向きに受け止めて考えることをポジティブシンキングと言います。
ネガティブシンキングをしていると、コルチゾールというストレスホルモンが出て免疫機能を低下させ脳の機能も低下させてしまいます。反対にポジティブシンキングをしていると、ドーパミンというホルモンが出て気持ちがよくなり免疫機能が増し脳が活性化するそうですよ。
今日は、物事をよい方に考えるポジティブシンキングをすると、自分も周りの人も幸せになれるというお話をします。
それには、これから言う5つのことをしてみてください。
1.自分の口癖に気付くこと
「自分にはできるはずがない」「どうせ自分なんて」という言葉を口に出していませんか。もし、そんな人がいたら「自分にもできるかも」「おもしろそう。とにかくやってみよう」と考えるようにしましょう。そうすると、今まで思いもつかなかったアイデアが出てくることもありますよ!
2.「なぜ?」を「どうしたら?」に変えること
うまくいかなかったときに「なぜ、うまくいかなかったんだろう?」と自分に質問していませんか?もしかしたら、他の人に対しても「なぜ、そんな失敗をしたんだ?」と聞いてしまっている人もいるかも知れませんね。
「なぜ?」という問いかけは、「人」に対しては使ってはいけません。「なぜ?」という質問を人に対して使うと、失敗を責めているのと同じことになるのです。「なぜ?」を使いそうになったら、「どうしたら、うまくいっただろうか?」と変えてみてください。
3.「やっぱり」を「たまたま」という言葉に変えてみる
ネガティブな人は、
・いいことが起こったときには、「たまたま、運が良かっただけ」
・悪いことが起こったときには、「やっぱり、タイミングが悪かったんだ」
と考えます。その一方で、ポジティブシンキングができている人というのは
・いいことが起こったときには、「やっぱり私は運がいい」
・悪いことが起こったときには、「たまたま、タイミングが悪かっただけ」
と考えます。あなたは、どちらの考え方の人と一緒にいたいでしょうか?
ネガティブな人と一緒にいるとこちらまで、気分が暗くなってしまいそうですよね。ポジティブな人は、周りもハッピーにできるからこそ、物事がうまく進むのです。
4.「それって本当?」と疑ってかかる
「やっぱり自分はダメだ」とか「どうせうまく行くはずがない」と、ネガティブな考え方がでてきてしまったら、「それって本当?」と疑ってみましょう。
「ダメなところもあるかもしれないけど、いいところも持ってる」とか「大成功はしないかもしれないけど、失敗しない程度のところまでは行けるかも」と考えるようにしましょう。今まで見えてこなかった部分も見つけられるはずです。
5.1日1回感動すること
生活の中で、何かを見つけて1日1回感動しましょう。たとえば、道ばたの小さな花を見つけたら、「すごいな、こんな所でも一生懸命に咲いているんだ」とか夕焼けを見て「きれいだな」など、「すごいな」「素晴らしいな」という感動する言葉を口に出しましょう。感動する言葉を口に出すことで、物事を前向きにとらえる習慣が身についていきます。