大阪市立堀川小学校

阪神淡路大震災に学ぶ

公開日
2017/01/16
更新日
2017/01/16

校長室から

1月16日
 今日と明日の2日間、3年生から6年生の皆さんに、大阪市学力経年調査(学力テスト)があります。その学年で学習したことがどれだけ身についたか、自分の力を確かめるテストです。最後まであきらめず集中して頑張ってください。
 さて、あす17日は、22年前に大きな出来事があった日です。皆さんのお父さんやお母さんが小学生か中学生の時でしょうか。兵庫県南部を震源とした阪神淡路地域(兵庫県や大阪)に震度7の大きな地震があり、壊れた家の下敷きになったり火事が起こったりして、6000人以上の人が亡くなったのです。
 大勢の人が亡くなり大変悲しい出来事でしたが、私たちはこのことから学ばなくてはならないことがあります。地震が起こった時には、まず自分の命は自分で守る力をつけておくことです。大きな揺れが起こった時、皆さんはどのようにして身を守りますか。まず、天井から落ちてくる物や倒れてくる物から頭や身を守るために机の下に身を隠します。そして、揺れがおさまったら、さらに安全な場所に避難します。そして次に大切なことは、次に津波が襲ってくると予想して高い所へ避難しなおすことです。私たちのいる北区では建物の1階まで水が押し寄せてくると予想されていますので、3階以上の建物に避難する必要があります。
 家が壊れるなど被害が大きい時は、予め決められた避難場所(一時避難場所=堀川小学校)に避難します。避難する時は、ラジオや懐中電灯、スーパーの袋、ペットボトルや水筒に飲み水を入れて持ち出すことも必要かも知れません。いつ起こるかわからないこうした大きな地震に備えて、持ち出す物を家族で話し合ってリュックに入れて非常持ち出し用として置いておくこともいいでしょう。
 今日お家へ帰ったら、大きな地震が起こった時にどうするかを、ぜひ家族みんなで話し合ってみてください。