大阪市立堀川小学校

体内時計をリセットしよう!

公開日
2017/02/27
更新日
2017/02/27

校長室から

2月27日
 みなさん時計は持っていますか。実はみなさんの体の中には時計があります。これを体内時計と言います。生物には、どの生物にもこの体内時計が備わっています。人に体内時計があることを発見したのは、アメリカの研究グループです。今から45年前の1972年のことです。どこにあったと思いますか。実は人の体内時計は脳の中にあったのです。
 人はこの体内時計のリズムによって、寝る・起きる・体温・血圧などを調整して生活しているそうです。体内時計は脳の中にある大きな時計と体の細胞にある小さな時計の2種類あり、この2つのリズムが同調して正しく1日のリズムが刻まれるのだそうです。
 脳の中の大きな時計は、25時間周期で動いているようですが、毎朝、目からの光の刺激でリセットされ24時間周期に調整されます。なので、体のリズムを整えるには朝日を浴びることが非常に大切なんですね。朝日を浴びないときちんとリセットされないことになってしまいます。
 朝ぐずぐずして早く起きなかったり、お昼や、夜まで寝ていたりするような生活をしていると、朝の光を浴びることがありません。そうするとだんだんこの体内時計がくるい始めます。ひどい時には、眠れなくなったり、心の病気になったりもします。
 健康のためにも、みなさんは自分の体内時計がきちんと働くように、規則正しい生活をして、朝早く起きて朝日をいっぱい受けてください。そうすると体も心もリセットされて、元気に1日が過ごせますよ。