大阪市立堀川小学校

東日本大震災から6年です。緊急地震速報を知っておこう!

公開日
2017/03/13
更新日
2017/03/13

校長室から

3月13日
 先週の土曜日3月11日は6年前に東日本大震災という大きな地震とともに津波が起こった日でした。6年生が6歳の時、1年生はまだ、1歳の時ですね。15,894人の人が亡くなり、今なお、2,562人の方々が行方不明というたいへん大きな被害がでました。家族が亡くなった、家が流されて住むところがなくなったという人も多く、6年たった今も多くの方がつらい思いをしておられます。
 私たちが住む近畿地方にも数十年のうちに南海トラフ地震と言われる大きな地震が起こると言われています。学校でも、地震が起こったら机の下にもぐる、地震が収まって津波が来る可能性がある場合は3階以上に避難するなどの訓練をしていますね。
 今では、スマートフォンなどに大きな地震が起こる数秒前に地震発生を知らせるアラーム音(マナーモードにしていても鳴るようになっています)で危険を知らせる緊急地震速報という仕組みがあります。
 この緊急地震速報は、震度4以上が予想される地域にあるスマートフォンや携帯電話に向けて一斉送信が行われますが、このほかに1メートル以上の高さの津波が予想されたときや、災害避難勧告などが発令された場合も通知されます。ただし「ウィウィウィ」という独特のアラーム音は、緊急地震速報専用のもの。この音を聞いたらすぐに揺れが来ますので、火を消す、身構える、机の下に入るなど、できることをしましょう。
 また、地震はどこにいる時に起こるかわかりません。「友だちと外で遊んでいる時だったら」「道を歩いている時だったら」どうしたらいいかなど、普段から考えておくことは、自分の命を守ることにつながります。ぜひ、考えてみましょう。お家の人とも「こんな時、どうする?」を話し合っておいてください。