5月1日 校長講話
- 公開日
- 2017/05/01
- 更新日
- 2017/05/01
校長室から
「安心で安全な学校とは?」今日もその続きの話です。
先週は学校外、特に登下校などでは危険がいっぱいなので、注意しようという話をしました。自分の命は自分で守る。危険な目に会った時は「大きな声で助けを呼ぶ」「逃げる」ことも大切です。みなさんは、嫌なことは「いや!」だめなことは「だめ!」と言うことができますよ。
ところで、学校の外だけではなく、学校の中に危険なことはないでしょうか。廊下や階段を走ってころんだり、だれかにぶつかったりのケガもあるでしょう。学校の中にでも危ないことはたくさんあります。自分だけのことではなく、周りの人にも迷惑をかけることがないように注意しましょう。
さて、目に見えるケガや、事故だけでなく、わたしたちがもっと普段から考えておかなければならないことがあります。それは人の心や身体を傷つける「いじめ」ということです。
「いじめ」の原因は心の中、目に見えないところにあります。命にかかわる深刻な問題なので、「いじめについてみんなで考える日」があっていいのではないか。昨年、大阪市の議会(こども市会)に小学生議員が提案して、ぜひそんな日をつくろう、ということになりました。
それで来週5月8日が「いじめを考える日」として大阪市全体で取り組むことになったのです。
人の心にある「いじめ」の原因は何か、今、自分はどうだろうか、どうすれば「いじめ」はなくなるのか。それぞれの学級でも、お家でも考えてみてほしいと思います。
来週もお話の続きをしたいと思います。
連休中も安全に気を付けて過ごしてくださいね。