大阪市立堀川小学校

6月5日 校長講話

公開日
2017/06/05
更新日
2017/06/05

校長室から

 6月になりました。今日は良いお天気ですが、これからは梅雨時と言って、雨の多い季節になります。
 そんな時は運動場で遊べず、教室や廊下で過ごすことになりますね。休み時間も楽しいおしゃべりはいいですが、退屈で思わず友だちとはしゃぎすぎて、走ってぶつかったりすると危ないですよ。ケガのないように気をつけましょう。普段から教室や廊下は走らない、まわりをよく見て行動する習慣を身につけたいですね。
 さて、今日6月5日は「世界環境デー」、日本でも「環境の日」になっています。
 先ほど6月は雨の日が多いというお話をしましたが、実は私たちの住む日本は海に囲まれた島国で季節風の影響もあって、もともと雨の多い国なのです。その日本でもこれまでになく、熱帯のジャングルで降るような突然の激しい雨が降ることが多くなってきました。
 聞いたことのある人もいると思いますが、これを「ゲリラ豪雨」といいます。日本だけでなく、世界中で気温の高くなる「温暖化」がすすんできているからといわれています。私たちの生活が豊かになって、電気やガスをたくさん使うようになりました。家庭で使うクーラーも、品物を作るために工場の機械を動かすためにも電気が必要です。電気を作るために石油などを燃やすと二酸化炭素などが地球を囲んで、温かい空気が外に出ていかなくなって一層「温暖化」がすすむのだそうです。
 これ以上地球の温暖化がすすむと、自然環境や生き物の世界が大きな影響を受けて、困ったことが次々に起こります。そのため、夏の服装を涼しい「エコスタイル」にしたり、使い捨てでなく、できるだけ物を再利用する「リサイクル」をしようということになったのです。排気ガスの少ない「エコカー」も多くなりましたね。
 私たちにできる身近なこと、すこしでも努力すればできそうなことを考えてみませんか。図書館でいろいろ調べてみるのもよいでしょう。